美容外科医は自らも整形する?
「監督と選手」に例える当院のポリシー
こんにちは、アルテラクリニックの宮本東和です。 本日は、患者様からときどき聞かれる「美容外科の先生は、自分でも整形をするのですか?」という質問について、本音でお話ししたいと思います。
美容外科医である私自身がどう考えているのか、そして「自分自身の顔をどう捉えているのか」をありのままにお伝えします。
1. 「整形」の定義と、私のスタンス
まず、結論から申し上げます。私は整形をしません。 「肌治療」を含めれば受けていると言えるかもしれませんが、一般的に皆さんがイメージされる「切開術」や「埋没法」、あるいは「ボトックス」や「ヒアルロン酸注入」といった処置に関しては、一切受けていません。
もちろん、これらを否定しているわけではありません。今の美容医療において、ボトックスやヒアルロン酸は非常に身近なものです。しかし、僕自身に関しては、これらを含めて自分の体に手を加えた経験がありません。
2. なぜ整形をしないのか?その理由は「メンタリティ」にあります
よく「整形をしないと、整形するお客様の気持ちがわからないのでは?」と聞かれることがあります。ですが、私の考えは少し違います。 美容外科医としての私の仕事は、ご自身のコンプレックスに悩み、それを治療したいと願う患者様に寄り添い、全力で技術を提供することです。自分の顔をどうこうしたいという欲求よりも、「今の自分を気にしない」という強固なマインドセットが、私が整形をしない理由かもしれません。
もちろん、私にもコンプレックスがないわけではありません。しかし、それを「治すべき欠点」と捉えるのではなく、「気にならない」と割り切る心の強さを持つことが、私にとっては自然なことなのです。自分自身に強い執着や興味がないため、あえてメスを入れたり、注入を行ったりすることを選択していません。
3. 美容外科医は「選手」ではなく「名監督」であるべき
最近の美容外科業界を見渡すと、自ら積極的に整形を行い、そのプロセスを公開している先生も少なくありません。特に若い先生はその傾向が強いと感じます。それ自体は個人の自由であり、否定するものではありません。
しかし、私は「医師が自ら整形しているかどうか」よりも重要なことがあると考えています。それは、「美容外科医は、監督と選手の関係に似ている」という考え方です。
名監督は、選手をいかに気持ちよくプレーさせ、最高のパフォーマンスを引き出し、勝利へと導くかを考え抜く存在です。監督自身がグラウンドで走るわけではありません。同様に、私は「お客様が理想とする自分になる」ために、そこに自分の持てる全ての技術と知識、そして情熱を注ぎ込むことに全力を尽くしています。
4. 「整形している医師」から選ぶべきか?
「先生自身が整形している人にお願いしたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。その先生が誰かに執刀してもらい、納得のいく結果を得ているのであれば、その執刀医は信頼できるのかもしれません。
ですが、もしそうした先生の元へ行こうと考えているのであれば、「整形している先生の顔」を見て決めるのではなく、「その先生を執刀した執刀医は誰なのか」を調べてみてください。
SNS等でバズっているから、あるいは見た目が派手だからといって、必ずしも手術が上手いとは限りません。悪徳な運営や、アップセールスばかりを繰り返すクリニックに迷い込まないためにも、表層的な部分に惑わされず、確かな技術を持つ医師を見極める視点が非常に大切です。
最後に:何よりも大切なのは、目の前のお客様
最近では、私自身もほうれい線や目の下のたるみが気になる瞬間はあります。しかし、それを治したいという衝動よりも、今の自分を愛し、気にしないというマインドの方が勝っています。
結局のところ、美容外科医が整形をしていてもしていなくても、それ自体は本質的な問題ではありません。私たちが日々向き合っているのは、自分のコンプレックスを解消したいと願い、勇気を出して当院を訪れてくださった目の前のお客様です。
その方一人ひとりをどれだけ大切にできるか。そして、納得のいく結果を出すために、どれだけ誠実に技術と向き合えるか。これこそが、美容外科医として最も重い責任であり、私が大切にしているポリシーです。
福岡・九州のみならず、全国から美容医療の質の向上を目指す当院では、骨切り手術といった高度な医療においても、患者様一人ひとりに合わせた「最善の監督」として、全力でサポートさせていただきます。