「美容に良い食べ物」を頑張りすぎていませんか?
医師が考える究極の美容法はストレスフリー
最近、ネットやテレビ、SNSなどのメディアで「美容に良い食べ物」や「美容に効く料理」がたくさん取り上げられています。
例えば、サーモンや青魚。これらはオメガ3脂肪酸やビタミンDが豊富で、炎症を抑えて肌荒れを改善したり、肌のターンオーバーを促進して血流をアップさせ、くすみ改善やツヤ肌に導く効果があると言われています。アボカドも「若返りビタミン」と呼ばれるビタミンEや良質な脂質が含まれており、抗酸化作用によって皮膚のバリア機能を強化し、乾燥肌やシワの予防にもなります。また、ヨーグルトなどの発酵食品で腸内環境を整えることも、肌荒れ改善に期待されています。
例を挙げればキリがないほど、さまざまな食べ物や料理が「美容に良い」とされています。もちろん、これらを否定するつもりはありません。しかし、毎日、毎食、これらばかりを必死に食べ続けることで、本当に肌は良くなるのでしょうか?
一瞬で積み上げを壊す「ストレス」の正体
科学的な根拠はさておき、私の経験上、そこには一つの大きな落とし穴があると考えています。それが「ストレス」です。
皆さんも、強いストレスを感じた時に大きなニキビができたり、急に肌が荒れたりした経験はないでしょうか? ストレスと言っても、自覚できるものから、無意識のうちに溜まっている目に見えないものまで様々です。
せっかく食べ物に気を遣って積み上げてきた努力も、ストレスのせいで一瞬にして崩壊し、肌が荒れてしまう。そんな経験をされている方は少なくないはずです。
食事に気を配ることは素晴らしいことですが、一番の美容と健康の秘訣は「ストレスを溜め込まないこと」ではないでしょうか。
「人間味のある美容健康法」のすすめ
毎日欠かさず美容に良い食べ物を摂ることがストレスにならない方は、それが正解だと思います。しかし、「自分には合っていない」「正直しんどい」と感じる方は、また違うやり方があっても良いはずです。
実は、私自身は美容に対する食べ物や料理を細かく考えたことがほとんどありません。もちろん、過食や拒食、暴飲暴食はもってのほかですが、「食べたいものを食べ、好きなものを作り、毎日楽しく生活を送る」ことの方が、むしろ医療や健康の観点からも良いのではないかと思っています。
美容外科医としては正しくない答えかもしれませんが、自分の経験上、それが一番理にかなっている気がするのです。
結論:美味しく食べて、よく笑う
科学的な根拠があるわけではありませんが、適度に運動し、好きなものを食べ、よく笑い、よく寝てストレスを軽減する。結局のところ、それが最も大切な気がしてなりません。
「好きでもないけれど健康や美容のために無理して食べる」よりは、もっと人間味のある美容健康法を大切にしたいと考えています。
あくまで個人的な意見ですが、自分が「美味しい!」と思って心から楽しんで食事をすること。それが、内側から溢れる美しさにつながるのではないでしょうか。
FAQ
Q1. 美容に良い食べ物を頑張って食べた方がいいですか?
A. 食事に気を配ること自体は良いことですが、それがストレスになってしまうと逆に肌荒れの原因になることがあります。
Q2. ストレスは肌にどんな影響がありますか?
A. 強いストレスはニキビや肌荒れの原因になることがあり、食事面での努力以上に肌への影響が大きい場合があります。
Q3. 好きなものを食べても美容に良いのでしょうか?
A. 過食や拒食、暴飲暴食を避けた上で、好きなものを楽しく食べることはストレスを減らし、結果的に美容や健康に良い場合もあると院長は考えています。
Q4. 院長自身は食事に気を遣っていますか?
A. 細かく食べ物を選ぶことはあまりせず、好きなものを楽しんで食べることを大切にしています。
Q5. 美容のために一番大切なことは何ですか?
A. 適度な運動、好きなものを食べること、よく笑い、よく眠ることでストレスを溜めないことが、院長が考える美容の基本です。
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この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。福岡TAクリニック院長4年を経て、現在はアルテラクリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。