二重整形は埋没と切開どちら?——戻りやすさとやり直しの考え方
埋没法と全切開は、まぶたの厚みと希望する幅で選び分けます。当院の方針は「埋没でできることは埋没で解決する」で、難しい場合に切開をご提案しています。
埋没法と全切開の違いと費用
| 術式 | 何をするか | 検討される状態の目安 | 費用(税込) |
|---|---|---|---|
| 二重埋没(表留法・自然癒癘0点留め) | 糸でラインを作る | まぶたが厚すぎず、幅の希望が無理のない範囲 | 165,000円(片目115,500円) |
| 二重埋没(裏留法) | まぶたの裏側から留める | 表側に糸の跡を出したくない場合 | 198,000円(片目138,600円) |
| 全切開二重 | 皮膚を切開してラインを作る | 埋没が取れやすい/まぶたが厚い/幅を大きく変えたい | 275,000円 |
※まぶたの脂肪取り 33,000円、埋没糸の他院抜去 33,000円(いずれも税込)
1. 「取れやすさ」は幅の希望とまぶたの厚みで決まる
埋没が取れやすいのは、まぶたが厚い方が、その厚みに対して広い幅を希望した場合です。糸には常に元へ戻ろうとする力がかかるためです。診察では、希望の幅と、まぶたの状態から無理のない範囲をすり合わせます。希望どおりの幅がそのまま最適とは限りません。
2. 埋没で対応できることは意外と広い
「以前の二重が少しゆるんできた」「同じ幅のまま食い込みだけ強めたい」「左右差を整えたい」——こうしたご相談は、幅を変えずに留め直す埋没で対応できることが多いです。当院の症例でも、幅を変えずに食い込みを強めたケース、狭い幅と左右差を埋没で整えたケースがあります。
3. 切開を検討するのはどんなときか
- 埋没を繰り返しても取れてしまう
- まぶたの厚みが強く、埋没では食い込みが出にくい
- 幅を大きく変えたい
- 皮膚のたるみも一緒に整えたい
このような場合は全切開を検討します。切開は戻りにくい一方、元に戻すことは難しいため、幅の決定はより慎重に行います。
4. 取れたとき・他院の糸が入っているとき
埋没が取れた場合は、同じ位置での留め直しか、切開への切り替えかを状態で判断します。他院で入れた糸が残っている場合は、抜去(33,000円)を先に行うか、そのまま追加するかを診察で決めます。前回いつ・どこで・どの術式を受けたかがわかると判断が正確になります。
診察で確認すること
- まぶたの厚みと、希望する幅の組み合わせに無理がないか
- これまでの埋没の回数と、取れるまでの期間
- 他院の糸が残っているか
- 皮膚のたるみや脂肪の量が影響していないか
当院では院長・形成外科専門医が、この4点を確認したうえで埋没か切開かをご提案します。
まとめ
- 幅が無理のない範囲/留め直したい → 埋没法(表留法)
- 表に跡を出したくない → 埋没法(裏留法)
- 繰り返し取れる/まぶたが厚い/幅を大きく変えたい → 全切開
FAQ
Q1. 埋没はどのくらい持ちますか?
A. まぶたの状態と希望する幅によって差が大きいため、一律の年数はお伝えしていません。取れやすい条件があるかを診察で確認します。
Q2. 埋没が取れたらまた埋没できますか?
A. できることが多いですが、繰り返し取れている場合は切開をご提案することがあります。
Q3. 片目だけでもできますか?
A. できます。表留法115,500円、裏留法138,600円(いずれも税込・片目)です。
Q4. 他院で入れた糸が入っています。
A. 抜去(33,000円)を含めて、どう進めるかを診察で決めます。受けた時期と術式がわかるとより正確です。
Q5. まぶたが厚いと言われました。
A. 脂肪の量が影響している場合は、まぶたの脂肪取り(33,000円)を併用することがあります。
費用とリスク・副作用について
本記事で紹介した施術はすべて自由診療(保険適用外)です。費用は税込表示です。
リスク・副作用:術後、一時的に腫れ・内出血・熱感・痛みを生じる場合があります。まぶたのつっぱり感やゴロゴロ感などの違和感、左右差や希望する二重幅との差が生じる場合があります。時間の経過とともに糸が緩み、二重ラインが薄くなる、または取れる可能性があります。まれに感染、糸の露出、しこりが生じることがあります。体質やまぶたの状態により、再施術が必要となる場合があります。切開では傷跡が残る可能性があります。治療回数:1回
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この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。