美容外科学会・JSAS専門医試験への参加報告
JSASとJSAPSは、略称・運営団体・専門医制度が異なる別の学会です。どちらか一方だけで医師の技量を断定せず、専門医資格の種類、対象施術の経験、説明内容、術後対応を合わせて確認してください。以下では両学会の公式情報を比較します。
JSASとJSAPSの違い
どちらも日本語では「日本美容外科学会」と表記されることがありますが、別の団体です。読み方はJSASが「ジェイサス」、JSAPSが「ジェイサップス」です。会員資格や専門医制度の最新情報は、必ず各学会の公式サイトで確認してください。
| 項目 | JSAS | JSAPS |
|---|---|---|
| 英語名 | Japan Society of Aesthetic Surgery | Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery |
| 確認先 | JSAS公式サイト | JSAPS公式サイト |
| 専門医制度 | JSAS専門医制度 | JSAPS専門医制度 |
学会名や専門医資格は医師選びの一つの確認材料ですが、それだけで施術結果を保証するものではありません。希望する施術の経験、診察時の説明、リスクへの対応、術後のフォロー体制も合わせて確認することが大切です。院長の経歴と資格は院長・宮本東和の紹介をご覧ください。
学会参加と専門医試験について
ここからは、院長がJSASの学会に参加して学んだ内容と、専門医試験に挑戦した経験を紹介します。以下は院長個人の経験であり、制度の最新要件は各学会の公式情報をご確認ください。
2.最新の技術を学ぶ!フェイスリフト動画発表の見所
もちろん、華やかだと言っても学会ですから、中に入れば最新の美容医療に関する非常にハイレベルな議論や発表が飛び交っています。
今回のJSASの学会でも、様々なセクションで大変勉強になる発表がたくさんありました。特に、僕がすごく注目して見入ってしまったのが、「フェイスリフトの実際のオペ動画を用いた発表」です。
教科書や静止画の写真だけではなかなか伝わりきらない、実際の手術中の細かい手の動かし方、皮膚や組織の剥離(はくり)の絶妙なレイヤー(層)の持っていき方、そしてどの方向にどれくらいの強さでリフトアップして固定するのかといった、一流の先生方のリアルな技術指導を動画で丸ごと見ることができました。
いつもながら、本当に見所が満載で、自分自身の知識や技術をアップデートするための素晴らしい刺激と学びの場になりました。これだけでも、今回学会に足を運んだ価値が十二分にあったなと感じています。
3.【本音暴露】もう一つの目的、JSAS「専門医試験」への挑戦
そして、ここからがいよいよ今回のコラムの本番であり、僕が皆様に一番お伝えしたかったお話になります。
先ほど、僕が今回の学会に参加した理由には「もう一つの大きな理由があった」と言いましたよね。それが、毎年このJSAS学会の期間中に行われる「JSASの専門医試験」の受験だったのです。
このJSAS専門医の受験資格というのは、JSASに入会してから5年以上が経過しており、かつ毎年しっかりと学会に参加していれば、基本的には誰にでも受験の資格が与えられるものとなっています。
美容外科に関連する専門医資格には、それぞれ認定団体、受験要件、研修内容があります。資格名だけで医師の技術を判断せず、基礎領域の研修、対象治療の経験、診察時の説明もあわせて確認することが大切です。
しかし、受験者が増えて注目度が上がっているからこそ、実は数年前からこのJSAS専門医試験の難易度が、はいはい(非常に)上がっているという噂を耳にしていました。以前に比べると、そう簡単には合格させてもらえない、かなりシビアな試験へと変化してきているのです。
それでも僕は、自分なりにしっかりと時間を割いて、対策を立てて勉強をしていったつもりでした。 「形成外科専門医も持っているんだから、きっと大丈夫だろう」という、ほんの少しの甘えもあったのかもしれません。
気になる僕の試験結果ですが……。
はい、言い訳も一切いたしません。 完全に落ちました(笑)。
見事に不合格という結果を突きつけられてしまいました。いやー、本当に悔しいですし、自分の実力不足を痛感させられる結果となりました。僕のコラムをいつも読んでくださっている皆様には、かっこいい姿だけではなく、こうした情けない結果もリアルタイムで本音でお伝えしていくのが僕のスタイルですので、あえて正直にここで暴露させていただきます(笑)。
4.目指せトリプルライセンス!これからの僕の決意
完全に不合格となってしまったわけですが、ここで落ち込んで立ち止まっている暇はありません。
今回の試験の難易度が年々上がってきているというのは身をもって実感しましたし、来年になればさらにそのレベルは上がってくるだろうと予想されます。だからこそ、僕は来年もまた、このJSAS専門医試験にチャレンジしようと心に強く誓っています。
できるだけ早いうちにこの試験をきっちりと突破して、今すでに持っている「形成外科専門医」の資格と合わせて、「形成外科専門医×JSAS美容外科専門医」という2つの専門医資格をしっかりと持ちたいなと考えております。
さらに言えば、僕はそれだけに留まらず、もう一つの硬派な学会である「JSAPSの専門医」も将来的にはしっかりと取得したいなと考えて、日々の診療や準備を進めています。 もしこれが全て実現すれば、美容外科の世界における「トリプルライセンス」のドクターになることができます。
資格取得に向けた学習を続け、診療では確認できる経歴や治療内容、期待できる変化、リスクを丁寧に説明することを大切にしています。
今回の経験を次の学習と診療に活かしていきます。
5.最後に
というわけで、今回は5月の美容外科学会のレポートと、僕のちょっと恥ずかしい試験結果についての本音コラムでした。
皆様、ぜひ来年の今頃には「宮本先生、無事に専門医試験リベンジ合格しました!」という嬉しい報告ができるように、今から必死に頑張って参りますので、どうか温かい応援のほどよろしくお願いいたします!
お顔や体に関するお悩み、最新の美容医療についての疑問などがございましたら、いつでもアルテラクリニックへお気軽にご相談にいらしてくださいね。皆様のご来院を、心よりお待ちしております!
FAQ
Q1. JSASとJSAPSはどう違うのですか?
A. JSAPSは大学病院などの形成外科出身の医師が中心の学会で、JSASは美容医療に携わる医師であれば誰でも入会できる、より幅広い学会です。
Q2. 院長はどちらの学会に所属していますか?
A. JSAS、JSAPSの両学会に所属し、毎年参加しています。形成外科専門医の資格に加えて、美容外科専門医の資格取得にも取り組んでいます。
Q3. 学会では実際にどんなことを学んでいますか?
A. フェイスリフトなどの手術動画を用いた発表など、最新の技術や知識をアップデートするための学びの場になっています。
Q4. 専門医資格はクリニック選びの参考になりますか?
A. 公的な専門医資格は、医師がどれだけ厳しい修練を積んできたかの一つの目安になります。当院では形成外科専門医の資格を取得した院長が診療を担当しています。
Q5. 今後さらに資格を取得する予定はありますか?
A. はい、院長はJSAS美容外科専門医、将来的にはJSAPSの専門医取得も目指しており、技術と知識の研鑽を続けています。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元大手美容外科院長4年を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。