鼻を高くしたい方へ
ヒアルロン酸注入とプロテーゼ、どっちが向いているの?
はい、どうも!こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。
今日は「鼻を高くしたい」「鼻筋の通った綺麗な横顔になりたい」「でも、切る手術を受けるのはちょっと怖い」というご相談についてお話ししていきたいと思います。
カウンセリグで鼻の高さや鼻筋に関するお悩みは非常に多く寄せられます。ヒアルロン酸注入を希望して来院されたものの、実はプロテーゼのほうが向いているケースや、その逆のケースも少なくありません。このとき「まずはヒアルロン酸で気軽に試したい」「どうせなら長持ちするプロテーゼにしたい」と悩む方がとても多いのですが、鼻の骨格や皮膚の状態、希望する仕上がりを見極めずに施術方法を選んでしまうと、思ったような変化にならなかったり、後から修正が必要になったりすることがあります。
今回は形成外科専門医の視点で、ヒアルロン酸注入とプロテーゼの違いやそれぞれに向いているタイプ、後悔しない選び方について、できるだけ具体的にお話ししていきますね。
1.鼻が低く見える・鼻筋が通らない原因とは
鼻が低く見える原因は一つではなく、骨格や軟部組織のバランスによって人それぞれ異なります。
- 👃 鼻根部の高さ不足目と目の間の付け根部分が低く、顔全体が平坦な印象(いわゆる平面顔)になっているケースです。
- 👃 鼻背のライン不足鼻根部から鼻先にかけての「鼻筋全体の高さ」が足りないケースです。
- 👃 鼻先の丸みによる影響鼻先(鼻尖)が丸く大きいために、相対的に鼻筋の通りが悪く目立たなくなっているケースもあります。
どの部分をどれくらい高くしたいのか、そして元々の皮膚の厚みや骨格のバランスはどうなっているのかによって適した施術方法が変わってきます。そのため、診察で骨格と皮膚の状態を正しく確認したうえで治療方針を見極めることが、後悔しない選択につながります。
2.選択肢は主に2つ:ヒアルロン酸注入とプロテーゼ
鼻を高くする方法は、大きく分けて「ヒアルロン酸注入」と「プロテーゼによる隆鼻術」の2つです。どちらが優れているというものではなく、希望する持続期間や仕上がりのシャープさ、ダウンタイムへの向き合い方によって、向き不向きが変わってきます。
💉 ヒアルロン酸注入の特徴と向いているタイプ
ヒアルロン酸注入は、鼻根部や鼻背にゼリー状のヒアルロン酸製剤を注射して高さを出す施術です。
- メリット: 施術時間が短くメスを使わないため、初めて鼻の施術を受ける方や、まずは手軽に仕上がりのイメージを確認してみたい方に向いています。万が一イメージと違った場合は、ヒアルロン酸溶解注射ですぐに元に戻せる点も安心材料になります。
- 注意点: 体内に少しずつ吸収されるため、1年ほどで徐々に効果が薄れ、高さを保つには定期的な注入が必要になります。また、鼻は血管の走行が非常に複雑な部位であり、注入の深さ(層)や位置を誤ると血流障害などの重大なリスクを引き起こす特性があるため、顔面の解剖を熟知した専門医のもとで受けていただきたい施術です。
- 向いている方: 手術に抵抗がある方、ダウンタイムを長く取れない方、まずは一時的に鼻筋の変化を試してみたい方。
🔪 プロテーゼの特徴と向いているタイプ
プロテーゼによる隆鼻術は、医療用シリコンでできたインプラントを鼻筋に沿って挿入し、高さを出す手術です。
- メリット: 切開は鼻の穴の中(クローズド法)で行うため、外から見える位置に傷跡が残らないのが特徴です。一度挿入すれば、シャープで美しい鼻筋のラインを長期的に保ち続けることができます。
- 注意点: 手術である以上、腫れや内出血などのダウンタイムを伴います。また、術後の感染や位置のズレ、将来的にプロテーゼの輪郭が浮き出てくるといったリスクを避けるために、事前の緻密なデザイン調整と、正しい挿入層(骨膜下)へ配置する確かな技術が仕上がりを左右します。2.3日ギブス固定があります。
- 向いている方: 鼻筋の通ったシャープなラインを長期的に保ちたい方、ヒアルロン酸を何度も繰り返し注入する手間や費用負担をなくしたい方。
3.持続期間とダウンタイムの違い
2つの治療法を比較すると、持続性と負担の面で以下のような違いがあります。
| 治療法 | 効果の持続期間 | ダウンタイムの目安 | 特徴・スケジュール |
| ヒアルロン酸注入 | 1年程度 | 数日程度 | 腫れや内出血が出てもメイクで隠しやすく手軽だが、維持には定期的な通院が必要。 |
| プロテーゼ隆鼻術 | 長期持続 | 大きな腫れは1週間程度 2.3日ギブス固定があります | 鼻の穴の中を切開するため傷跡は見えない。一度の手術でシャープな鼻筋を維持できる。 |
ヒアルロン酸を年に1〜2回入れ続けることを考えると、長い目で見た通院の手間や総額費用の負担感はプロテーゼのほうが少ないと感じる方もいれば、手術に踏み切る前にまずは注入で試したいという方もいます。お仕事や学校の予定、どれくらいの期間その状態を保ちたいかを踏まえたうえで、どちらが自分に合っているかを診察で確認することが大切です。
4.鼻の施術で後悔しないために知っておきたいポイント
鼻の施術で後悔しやすいのは、「とにかく高くしたいという気持ちが先行して、顔全体のバランスを考慮せずに高さだけを求めてしまうケース」です。
鼻は顔の中心にあるため、少しやりすぎるだけで不自然な印象(いわゆるアバター顔)になりやすい部位です。また、ヒアルロン酸を同じ場所に何度も繰り返し注入し続けた結果、薬剤の重みや圧力で横に広がり、皮膚が伸びて鼻筋が太く見えてしまうというデメリットもあります(当院にもこの状態の修正のご相談に来られる方が多くいらっしゃいます)。
逆に、まずは試してみたいだけだったのに、熟考せずにプロテーゼを選んでしまい、術後のダウンタイムや精神的負担を大きく感じてしまうというミスマッチもあります。
まずは診察で骨格や皮膚の状態を確認してもらい、ご自身の希望する仕上がりと期間に合った方法を提案してもらうことが、後悔しないための一番のポイントだと思います。
5.アルテラクリニックの鼻整形について
当院では、カウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身が最初のカウンセリングから治療、術後のアフターフォローまでを一貫して担当しています。
鼻のお悩みは、骨格や皮膚の厚み、顔全体とのバランスなど複数の要因が複雑に絡んでいることが多く、見極めが仕上がりを左右します。そのため当院では、お一人あたり1時間のカウンセリング枠を設け、鼻のどの部分をどう変えたいのか、理想の横顔のイメージ、ダウンタイムの取りやすさなどを丁寧に伺ったうえで、ヒアルロン酸注入とプロテーゼどちらが本当に向いているかを一緒にじっくりと考えています。
🔧 他院での鼻施術後の「太さ・輪郭の浮き出方」の修正に対応
「他院でヒアルロン酸を入れたものの鼻筋が太く広がってしまった」「プロテーゼの輪郭が浮き出てきて不自然に見える」「左右にズレている気がする」といった他院修正のご相談にも積極的に対応しています。現在の状態を確認し、ヒアルロン酸の溶解やプロテーゼの入れ替え・抜去など、適切な処置をご提案します。
🏥 安心して治療を受けていただくための体制
- 快眠麻酔に対応手術に対する恐怖心が強い方や、痛みが苦手な方には、眠っている間にリラックスして施術が終わる「快眠麻酔」にも対応しています。
- 看護師のみの専門スタッフ構成当院のスタッフは全員が看護師ですので、ご来院時のお問い合わせはもちろん、術後の経過ケアや過ごし方についても医学的知見からスムーズに対応できる体制を整えています。
- 納得のアフターフォロー治療後に万が一気になることがあれば、患者さんにご納得いただけるまで責任を持って徹底的にフォローを行います。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。お仕事帰りや学校帰り、他院のカウンセリング回りなどでも相談しやすい立地ですので、鼻の高さや横顔の輪郭でお悩みの方はどうぞお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 鼻のヒアルロン酸はどれくらい持ちますか?
個人差はありますが、一般的には1年ほどかけて徐々に体内に吸収され、高さが元に戻っていくことが多いです。使用する製剤の硬さや分子の大きさによっても持続期間やシャープさの維持力は変わりますので、診察の際にご希望の仕上がりを伺ったうえで最適な製剤をご説明しています。
Q. プロテーゼは一生入れたままで大丈夫ですか?
適切な深さ(骨膜下)に、ご自身の骨格に合わせた適切な形状で挿入されていれば、長期的に安定した状態を保てることが多いです。ただし、加齢による周囲の組織の変化や、経年変化によるズレ・輪郭の浮き出しが万が一深刻に生じた場合には、プロテーゼの入れ替えや抜去を行うことも可能です。気になる変化があればいつでもご相談ください。
Q. ダウンタイムはどれくらいですか?周囲にバレずに受けられますか?
ヒアルロン酸注入は、軽度の腫れや内出血が出ても数日で落ち着くことが多く、施術当日からメイクで隠せる程度のことがほとんどです。そのため周囲に気づかれずに受けやすい施術と言えます。一方でプロテーゼは、大きな腫れや内出血が1週間ほど続くため、お仕事や学校の予定に合わせて連休などを利用される方が多いです。2.3日のギブス固定もあります。
Q. ヒアルロン酸からプロテーゼに切り替えることはできますか?
はい、可能です。実際に「まずはヒアルロン酸で鼻を高くしたときのイメージを確認し、気に入ったのでプロテーゼ手術に進む」というステップを踏まれる方も少なくありません。鼻筋にヒアルロン酸が残っている場合は、一度ヒアルロン酸溶解注射でしっかりと溶かして元の状態に戻してから手術を行います。
Q. 他院で入れたヒアルロン酸やプロテーゼの修正相談もできますか?
はい、対応しております。「繰り返し注入していたら鼻筋が太くアバターのようになってしまった」「プロテーゼが透けて見える、グラグラ動く」といったご相談を多くいただいています。形成外科専門医の視点から現在の状態を正確に診断し、プロテーゼの抜去・入れ替えやヒアルロン酸溶解など、最適な修正方法を一緒に考えていきます。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。
リスク・副作用について
ヒアルロン酸注入:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差
鼻プロテーゼ:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。