唇の厚みが気になる方へ 口唇縮小術で後悔しないために知っておきたいこと
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は唇の厚みについてお話していきますね。
唇が分厚くて口元が野暮ったく見える、笑ったときに唇ばかり目立ってしまう、いわゆるたらこ唇がずっとコンプレックスだった、というご相談は、福岡・天神や大名エリアでカウンセリングをしていても一定数いらっしゃいます。
唇を厚くするヒアルロン酸の情報はたくさん出てくるのに、薄くしたいという悩みについては情報が少なくて、そもそもどんな方法があるのかすら分からない、という方も多いのではないでしょうか。
今日は唇を薄くする口唇縮小術について、受ける前に知っておいてほしいことをまとめていきます。
唇が厚く見える原因は、唇そのものだけとは限りません
最初に整理しておきたいのは、唇が厚く見える原因は一つではないということです。ここを見誤ると、唇を薄くしたのに思っていた口元にならなかった、という後悔につながりやすいので、まずは原因の切り分けからお話しします。
唇自体のボリュームが多いタイプ
もともと唇の組織そのものにボリュームがあるタイプです。上唇か下唇のどちらか、あるいは両方が厚く、口を閉じてリラックスした状態でも赤い部分の面積が広く見えます。このタイプは、唇の粘膜を切除して縫い縮める口唇縮小術の良い適応になります。
歯並びや口元の突出が影響しているタイプ
一方で、唇自体はそこまで厚くないのに、歯並びや上下の顎の突出、いわゆる口ゴボによって唇が前に押し出され、めくれて厚く見えているタイプの方もいらっしゃいます。
この場合、唇だけを薄くしても口元の突出感は残るため、期待した変化にならないことがあります。診察では口元全体のバランスを横顔から確認して、唇の厚みが主な原因なのか、骨格や歯並びの影響が大きいのかを最初に見極めます。
口唇縮小術は口の中側を切除するので、外から傷は見えにくくなります
口唇縮小術は、唇の内側、口の中に近い粘膜を紡錘形に切除して縫い縮めることで、唇の厚みとめくれを軽減する手術です。切開線は唇の内側に隠れるため、外から傷跡が見えにくいことが特徴です。
局所麻酔で行い、手術時間は1時間ほどで、施術内容によって前後します。上唇だけ、下唇だけ、あるいは両方同時と、悩みに合わせて範囲を選べます。切除する幅は数ミリ単位の設計で仕上がりが大きく変わるため、術前のデザインがとても重要な手術です。
後悔しないために知っておきたい3つのポイント
薄くしすぎると、かえって老けた印象になります
唇は若々しさの象徴でもあります。年齢を重ねると唇は自然に薄くなっていくため、思い切って薄くしすぎると、口元だけ年齢が進んだような印象になってしまうことがあります。切除した組織は基本的に元へ戻せませんので、僕は、迷ったら控えめに設計して、必要ならあとから調整するくらいの考え方が安全だと思っています。
上下のバランスで仕上がりの自然さが決まります
唇の厚みは人それぞれ異なるため、顔全体のバランスを考慮します。片方だけを薄くする場合も、このバランスから逆算して切除量を決めないと、上下がちぐはぐな印象になってしまいます。気になっているのが下唇だけだったとしても、デザインは必ず上下セットで考える。ここは仕上がりを左右する大事なポイントです。
縫合の丁寧さが、段差やひきつれを防ぎます
唇は会話や食事でよく動く部位です。縫合が雑だと、境目の段差や凹凸、ひきつれといったトラブルの原因になります。粘膜の層を正確に合わせて縫うという地味な作業の積み重ねが、最終的な仕上がりの差になって表れます。傷をきれいに治すことを専門にしてきた形成外科専門医として、僕がもっともこだわっている部分です。
ダウンタイムは腫れのピークが2〜3日、1〜2週間で落ち着く方が多いです
術後は唇が一時的に大きく腫れます。腫れのピークは2〜3日ほどで、その後1〜2週間かけて徐々に落ち着いていく方が多いです。腫れている間はマスクで隠せますので、デスクワークの方なら数日で仕事に復帰されるケースがほとんどです。
術後しばらくは、熱いものや刺激の強い食事がしみたり、口を大きく開けにくく感じたりすることがありますが、日常生活に大きな支障が出ることは少ない手術です。
経過には個人差がありますので、大事な予定がある方は逆算したスケジュールを診察時に一緒に立てましょう。
アルテラクリニックのカウンセリングについて
当院は福岡市中央区大名、西鉄福岡(天神)駅から歩いてすぐの場所にある美容外科です。当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身がカウンセリングから手術、術後のアフターフォローまでを一貫して担当しています。
唇の手術は、数ミリの設計差が印象を大きく変えるうえ、原因が骨格にあるケースの見極めも必要です。だからこそ1人あたり1時間のカウンセリング枠を設けて、口元全体のバランスを確認しながら、切除量やデザインを一緒に決めていきます。
診察の結果、口唇縮小よりも他の選択肢が向いているとお伝えすることもあります。
よくある質問
Q. 傷跡は外から見えますか
切開するのは唇の内側の粘膜なので、外から傷跡が見えにくいことが特徴です。口を大きく開けたときにも、ほとんど分からない場所に切開線を設計します。粘膜は皮膚に比べて治りが早く、傷跡が目立ちにくい組織でもあります。
Q. どれくらい薄くできますか
切除できる量には安全な範囲があり、無制限に薄くできるわけではありません。また、薄くしすぎると老けた印象や不自然さにつながるため、当院ではお顔全体とのバランスから逆算した切除量をご提案しています。ご希望の口元のイメージ写真などがあれば、カウンセリングでお持ちください。
Q. 食事はいつからできますか
当日から食事は可能ですが、術後1週間ほどは熱いもの、辛いもの、硬いものは傷にしみたり負担になったりするため控えていただいています。うどんやスープ、雑炊のような柔らかく刺激の少ないものから始めていただくのがおすすめです。
Q. 上唇だけ、下唇だけでも受けられますか
もちろん可能です。ただ、片方だけを薄くすると上下のバランスが崩れてしまうことがあるため、診察で上下の厚みの比率を確認したうえで、片方だけで整うのか、両方を調整したほうが自然なのかをご提案します。
Q. ヒアルロン酸を入れて厚くなった唇も薄くできますか
過去に注入したヒアルロン酸が原因で厚く見えている場合は、切除ではなく溶解注射(ヒアルロニダーゼ)で戻すのが第一選択です。当院では他院で注入された方の修正相談もお受けしていますので、原因がご自身の組織なのか注入物なのか分からない方も、まずは診察でご相談ください。
ご相談・ご予約はこちらから
唇の厚みは、原因の見極めとデザインさえ丁寧に行えば、口元の印象を大きく変えられる部位です。自分の場合は唇そのものなのか、骨格の影響なのか。まずは一度、診察でご自身の状態を確かめにいらしてください。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
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天神・大名エリアでお買い物のついでに立ち寄れる場所ですので、まずはお話だけでも大丈夫です。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
口唇縮小:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
ヒアルロン酸溶解:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。