40代からたるみが気になり始めた方へ 何から手をつけるべきかの決め方
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は、40代に入ってからのたるみについてお話ししていきます。福岡市の天神や大名でのカウンセリングでも、去年までは気にならなかったのに、という言い方でご相談に来られる方が本当に多い年代です。
そしてもうひとつ、この年代のご相談に共通しているのが、何から手をつければいいのか分からない、という戸惑いです。糸リフトがいいのか、注入がいいのか、それとも手術なのか。情報は山ほどあるのに、自分の順番が見えない。そこを整理していきます。
40代で変化を感じ始めるとき、顔で起きていること
顔は四つの層に分けて見ています
たるみをひとかたまりの現象として見ると、選択を間違えます。診察では、皮膚、脂肪、それらを支えている組織、そして土台になる骨。この四つを分けて確認しています。どの層が主役になっているかで、必要な治療がまったく変わるからです。
皮膚が余っているのか、脂肪が下がっているのか、脂肪そのものが減っているのか、支える力が緩んだのか。同じ40代の方でも、この内訳は驚くほど違います。鏡で見えているのは結果だけで、原因は表面に書いていません。
急に老けたと感じる年がある理由
変化は毎年少しずつ進んでいます。ただ、ある段階を越えると、下がった組織が輪郭のラインに乗って影として見え始めます。ここで初めて、目に見える変化として認識されます。急に進んだのではなく、見え方の閾値を越えたというほうが実際に近いです。
ですので、慌てて大きな治療を選ぶ必要はありません。同時に、放っておけば戻るという性質のものでもありません。今どの段階にいるのかを知ることが、順番を決める出発点になります。
たるみの出方によって、先にやるべきことは変わります
影が濃くなってきたタイプ
ほうれい線、目の下から頬に伸びる線、口角の下の線。線や影が気になり始めた段階です。この時期は、下がった量そのものはまだ大きくないことが多く、影の出方に合わせて必要な場所を補う治療が有効に働きます。
ただし、影を埋めることと、下がったものを戻すことは別の作業です。影の下にある組織がすでに大きく下がっている場合、補うだけでは頬が重たく見えてしまいます。どちらの段階にいるのかは、診察で見極める必要があります。
輪郭のラインが崩れてきたタイプ
正面から見たときに、あごから耳にかけての線がまっすぐでなくなってきた場合です。口角の外側に膨らみが出ていたり、フェイスラインに段差ができていたりします。この段階では、補う治療よりも引き上げる治療が中心になります。
引き上げにも幅があります。糸で支える方法、切開して余った皮膚ごと引き上げる方法。緩みの程度と、皮膚がどれくらい余っているかによって、どちらが妥当かは変わります。皮膚の余りが大きい方が糸だけで進めると、期待した持ちが得られないことがあります。
頬がこけて、痩せた印象になってきたタイプ
40代のたるみで見落とされやすいのがこのタイプです。下がっているのではなく、こめかみや頬の上部のボリュームが減ったことで、支えを失った下半分が重く見えているケースです。
ここで引き上げの治療だけを重ねると、余計に痩せた印象が強まることがあります。必要なのは、減った部分を補って土台を作り直す方向です。補う治療と引き上げる治療のどちらを先に行うかは、原因に応じて考えます。
首やあご下まで気になり始めたタイプ
顔だけを整えても、首との境目に段差が残ると、かえって年齢を感じさせます。あご下に脂肪がついているのか、皮膚が緩んでいるのか、首の筋の縦のすじが出ているのかで、対応は分かれます。
顔と首を別々に考えず、横顔全体のラインとして見ることが、この年代では特に大切になります。
40代の治療選びで起きやすい失敗
人気のある治療から選んでしまう
糸リフトも注入も、どちらも良い治療です。ですが、どちらが優れているかという議論には意味がありません。緩みが主役の方が注入を重ねても、こけが主役の方が糸を重ねても、悩みの中心には届きません。治療名から入るのではなく、原因から入る。ここを逆にしてしまう方が非常に多いです。
小さすぎる治療を繰り返して、時間と費用が積み上がる
ダウンタイムを避けたいお気持ちはよく分かります。ただ、段階に対して効果の小さい治療を選び続けると、満足しないまま回数だけが増えていきます。結果として、最初から適切な治療を一度受けた場合より、負担が大きくなることがあります。
逆に、必要以上に大きな治療へ一足飛びに進む
年齢だけで決めず、皮膚の余りやご希望を診察で確認して判断します。今の段階に合った治療を選び、必要になった時期にもう一段進める。この考え方のほうが、長い目で見たときに顔の自然さを保ちやすいです。
他院で受けた治療の履歴を伝えないまま相談する
過去に入れた注入物や糸が残っている場合、次に選べる治療が変わります。いつ、どこに、何を受けたのか。覚えている範囲で構いませんので、必ずお話しください。分からない場合は、診察で確認していきます。
アルテラクリニックでの考え方
当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身が、カウンセリングから施術、術後のフォローまで一貫して担当しています。
40代のたるみのように、どの層が主役かを見極める必要がある悩みでは、診察した人間がそのまま施術を行うことの意味は小さくありません。触って確かめた緩みの程度を、そのまま施術に反映できるからです。
カウンセリングは一人あたり一時間の枠を設けています。たるみが気になります、という言葉だけを持ってきていただければ十分です。四つの層のどこが主役なのか、今すぐ手をつけるべきなのはどこで、まだ様子を見てよいのはどこか。順番を含めてご説明します。
今は何もしないという選択が最善だと判断した場合は、その通りにお伝えします。他院で受けられた治療の修正のご相談も承っています。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅や赤坂駅から歩いていただける場所です。福岡市内にお勤めの方であれば、仕事帰りにも寄っていただきやすい立地です。
よくある質問
Q. 40代のたるみは、まず糸リフトから始めるのが一般的でしょうか
一般的にそうと決まっているわけではありません。緩みが主役の方には有効ですが、頬のボリュームが減っていることが原因の方が糸だけを重ねると、痩せた印象が強まることがあります。どちらが主役かを確かめてから決める、というのが正しい順序です。診察では、糸ではなく先に補う治療をご提案することもあります。
Q. 注入とリフト、両方必要と言われたらどちらを先に受けるべきですか
土台のボリュームを整えてから引き上げを検討する場合もあります。ただし、緩みの程度が大きく、影が下がった組織そのものによって作られている場合は、先に引き上げたほうが結果が早く出ます。どちらが先かは、緩みとボリューム不足のどちらが強いかで判断します。
Q. たるみ治療は一度受けたら、その後は何もしなくていいのでしょうか
残念ながら、加齢による変化そのものを止める治療はありません。受けた時点の状態を良い方向へ戻すことはできますが、そこからの変化は続いていきます。ですので、何年に一度どう手を入れるかという長い設計で考えていただくほうが、結果に納得しやすいです。
持続の目安は治療によって大きく異なりますので、診察時にお伝えします。
Q. 仕事を休みにくいのですが、ダウンタイムの短い方法だけで進められますか
段階によります。影が中心の時期であれば、比較的短い休みで対応できる方法が選択肢に入ります。一方で、皮膚の余りが大きい状態に対して短いダウンタイムの治療だけで進めると、満足に届かないことがあります。ご予定を先に伺ったうえで、その範囲でできることと、できないことを正直にお伝えします。
Q. まだ40代前半ですが、相談するには早すぎるでしょうか
早すぎることはありません。むしろ、変化が小さいうちのほうが、選べる治療の幅が広く、負担の少ない方法で対応できます。相談したからといって、その場で何かを受けていただく必要はありません。今の状態を確認して、手をつけるべき時期の目安を知っておくだけでも意味があります。
ご相談・ご予約はこちらから
40代のたるみは、何を受けるかよりも、どの順番で受けるかで結果が変わります。逆に言えば、治療の内容や順番は、原因とご希望に合わせて検討します。今どの層が主役なのか、何から手をつけるべきなのか。そこから一緒に整理していきましょう。
当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
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- LINEでのご相談はこちら
何から始めればいいのか分からない、という状態のままで構いません。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
ヒアルロン酸(アラガン製)0.1cc〜:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差
糸リフト:腫れ、むくみ、内出血、痛み、赤み、つっぱり感、圧痛、左右差、皮膚の凹凸、ひきつれ、くぼみ、傷跡、色素沈着、感覚の鈍さ、しびれ、拘縮、糸の触知・露出、感染、血腫、漿液腫などが生じる可能性があります。
フェイスリフト(切開リフト):痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
他院修正:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や見え方の変化には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。