顔の脂肪吸引で後悔しないために|「脂肪を取れば小顔になる」とは限らない理由
こんにちは。Altera Clinic院長の宮本東和です。
「顔の脂肪を取れば小顔になれるはず」——そう考えて脂肪吸引をご検討される方は多くいらっしゃいます。
ただ、診察をしていると、顔が大きく見える原因が脂肪だけではない方も少なくありません。原因が違えば、治療も変わります。
今回は、顔の脂肪吸引を考えるときに知っておいていただきたいことを、僕の考え方も含めてお話しします。
顔が大きく見える原因は、脂肪だけとは限りません
1. 同じ「顔が大きい」でも、原因になっている脂肪は違います
小顔治療というと脂肪吸引をイメージされる方が多いのですが、実際には脂肪の種類や位置によって適した治療は異なります。
同じように顔が大きく見える方でも、原因はさまざまです。
- 頬の皮下脂肪が多い方
- 顎下の脂肪が多い方(深脂肪も含めて)
- バッカルファット(頬の深い位置にある脂肪)が発達している方
- ジョールファット(口角横からフェイスラインにかけての脂肪)によるもたつきがある方
- メーラーファット(頬骨周囲の脂肪)による中顔面のボリューム感がある方
そのため当院では決まった施術を行うのではなく、お顔全体を診察したうえで適した施術を組み合わせながら輪郭形成を行っています。
そして、顔が大きく見える原因は脂肪だけとは限らないため、診察で脂肪の付き方と皮膚の状態を確認し、適応がない場合はその旨をお伝えします。施術の内容は福岡・天神の脂肪吸引(顔・頬・顎下)のページでご確認いただけます。
2. 脂肪は「取れば取るほどいい」わけではありません
ここが、今回いちばんお伝えしたいところです。
小顔治療は、単純に脂肪を減らせば良いというものではありません。脂肪を取り過ぎてしまうと、次のような状態につながる可能性があります。
- 頬こけ
- 老けた印象
- 不自然な凹凸
- 左右差
重要なのは脂肪を減らすことではなく、お顔全体のバランスを整えることだと考えています。
当院では、正面からの輪郭・フェイスライン・横顔のバランス・加齢変化まで考慮しながらデザインを行っています。
3. たるみが原因のときは、脂肪を取るだけでは改善しません
脂肪によるボリュームだけでなく、たるみが強い場合もあります。
その場合は、脂肪を減らすだけでは改善が難しいことがあり、福岡・天神の糸リフトを併用することがあります。組み合わせることで、より理想的な輪郭形成を目指せる場合があります。
どちらが適しているかは、診察でお顔の状態を確認しながらご提案します。
4. ダウンタイムは「腫れが引く時期」と「完成する時期」が違います
ここを混同されている方が多いので、分けてご説明します。
- 腫れのピーク:術後2〜3日程度
- 大きな腫れが改善するまで:1〜2週間程度
- 拘縮(こうしゅく)と呼ばれる硬さ:大きな腫れが改善した後も生じることがありますが、徐々に改善していきます
- 自然な仕上がりになるまで:3か月程度
術後はフェイスバンドによる圧迫固定を行い、腫れや血腫を予防します。
「1週間で完成する」わけではなく、落ち着くまでには数か月かかるとお考えいただくのが実際に近いです。経過には個人差があります。
5. 診察で確認しておきたいこと
脂肪吸引をご検討される際は、次の点を確認されることをおすすめします。
- 顔が大きく見える原因が、脂肪なのか・たるみなのか・骨格なのか
- どの脂肪(皮下脂肪・バッカルファット・ジョールファットなど)に対する施術なのか
- 取りすぎによる頬こけや左右差のリスクをどう考えているか
- ダウンタイムの目安と、完成までの期間
- 費用の総額と、含まれるもの
当院では、形成外科専門医がカウンセリングから施術、術後の抜糸まで一貫して担当し、適応・術式・費用・リスクをご説明しています。無理なアップセルは行いません。
お顔の脂肪の付き方や骨格、たるみの状態に合わせて施術を組み合わせるカスタマイズ脂肪吸引もご用意しています。
FAQ
Q1. 顔の脂肪吸引をすれば、必ず小顔になりますか?
A. 顔が大きく見える原因は脂肪だけとは限りません。たるみや骨格が関係している場合もあり、その場合は脂肪を取るだけでは改善が難しいことがあります。診察で原因を確認し、適応がない場合はその旨をお伝えします。
Q2. 脂肪はできるだけ多く取ったほうがいいですか?
A. いいえ。取り過ぎると頬こけ、老けた印象、不自然な凹凸、左右差につながる可能性があります。当院では脂肪を減らすことよりも、お顔全体のバランスを整えることを重視しています。
Q3. ダウンタイムはどれくらいですか?
A. 腫れのピークは術後2〜3日程度、大きな腫れは1〜2週間程度で改善していきます。その後も拘縮と呼ばれる硬さが生じることがあり、自然な仕上がりになるまでは3〜6か月程度が目安です。経過には個人差があります。
Q4. 顔の脂肪吸引は何時間くらいかかりますか?麻酔はどうしますか?
A. 施術時間は1時間ほどで、局所麻酔で行います。メイクは当日から可能です。ダウンタイムの目安は1週間で、長時間の入浴はお控えいただきます。
Q5. たるみもある場合はどうなりますか?
A. たるみが強い場合は、脂肪を減らすだけでは改善が難しいことがあります。糸リフトを併用することで、より理想的な輪郭形成を目指せる場合があります。診察でお顔の状態を確認しながらご提案します。
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この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。