カスタマイズ脂肪吸引 脂肪吸引 顔(頬・顎下)

フェイスラインの脂肪吸引はどこまですっきりするか|福岡・天神で執刀する形成外科専門医 宮本東和が解説

導入

「痩せているのに顔だけ大きく見える」「二重あごが戻らない」というご相談を、福岡・天神の当院では毎日のようにいただきます。

先にお伝えしておきたいことがあります。顔が大きく見える原因は、脂肪だけではありません。 脂肪・たるみ・骨格のどれが主な原因かによって、必要な治療は変わります。ここを取り違えたまま脂肪吸引だけを受けると、「思ったより変わらなかった」「かえって皮膚の余りが目立つようになった」ということが起こります。

この記事では、当院で実際に診察のときにお話ししている内容を、そのまま書いています。脂肪吸引を勧めないことがある、という話も含めてです。

僕は Altera Clinic(アルテラクリニック)院長の宮本東和です。福岡・天神で、形成外科専門医として顔の脂肪吸引を担当しています。カウンセラーを置かず、カウンセリングから執刀、術後の経過診察まで同じ医師が一貫して対応しています。

この記事でわかること

  • 顔が大きく見える原因の分け方(脂肪・たるみ・骨格)
  • 顔の脂肪吸引で変えられること、変えられないこと
  • 頬・顎下・バッカルファット・ジョールファットの違いと選び方
  • ダウンタイムの経過と、圧迫バンドをいつまでつけるか
  • 仕事に戻れるまでの目安
  • 税込の費用(施術料だけでなく、麻酔代やお薬代まで)
  • 40代以上の方に、脂肪吸引をあまり勧めない理由
  • 糸リフトを一緒にすることが多い理由
  • 骨切りと脂肪吸引の順番
  • 他院で脂肪吸引を受けた後の修正について

1. まず結論|「脂肪」か「たるみ」か「骨格」かで、治療が変わります

顔の丸みやフェイスラインのもたつきは、原因によって対処法がまったく違います。

主な原因見え方の特徴主な治療
皮下脂肪指でつまめる厚みがある。頬や顎下がふっくらしている脂肪吸引(頬・顎下)
深い層の脂肪下膨れ、口角の横のもたつき、中顔面の重たさバッカルジョールメーラーファット除去
皮膚のたるみ上を向くと輪郭が変わる。口角の横に段差が出る糸リフト、切開リフト
骨格痩せても輪郭が変わらない。エラ・頬骨が張っている骨切り(エラ形成、頬骨、輪郭3点

実際には、この4つが混ざっている方がほとんどです。診察では、骨格・脂肪の付き方・皮膚の状態を確認して、どれが主な原因かを見極めます。

迷ったときに考える順番

  • まず、指でつまめる脂肪の厚みがあるかを確認する
  • 上を向いたときに輪郭が変わるかを見る(変わるならたるみの関与が大きい)
  • 痩せても変わらなかった部分がどこかを思い出す(骨格の可能性)
  • そのうえで、脂肪を減らすのか、引き上げるのか、土台から変えるのかを決める

正直に申し上げると、この見極めはご自身で判断するのは難しいと思います。指でつまんでみる、鏡の前で上を向いてみる、といった方法である程度の見当はつきますが、「何ミリ以上なら脂肪」といった数字の基準があるわけではありません。 ここは診察で直接触って確かめるのが確実です。

2. 顔の丸みをつくっている脂肪には、種類があります

「顔の脂肪」とひとくちに言っても、位置によって名前も、取り方も、効果も変わります。

皮下脂肪(頬・顎下)

皮膚のすぐ下にある脂肪です。指でつまめるのはこの層です。頬や顎下は脂肪が付きやすい部位で、体重が増えるとフェイスラインがぼやけたり、二重あごが目立ったりする原因になります。痩せていても、付き方によっては顔が大きく見えることがあります。

ここを減らすのが、いわゆる顔の脂肪吸引です。

バッカルファット

頬の深い位置にある脂肪です。下膨れ感の原因になることがあり、将来的なたるみの原因になる場合もあります。皮下脂肪とは層が違うため、脂肪吸引では取れません。口の中から取り出します

ジョールファット

口角の横からフェイスラインにかけてのもたつきをつくる脂肪です。マリオネットラインの周囲のボリュームが気になる方に関係します。

メーラーファット

頬骨の周囲にある脂肪です。中顔面の重たい印象や、下垂感に関係します。

ナゾラビアールファット

ほうれい線の上部にある脂肪です。ここが重たいと、ほうれい線が強調されて見えることがあります。

当院では、これらをどれか1つに決めるのではなく、必要な範囲だけを組み合わせてご提案しています(カスタマイズ脂肪吸引)。すべてが必要な方はほとんどいません。

3. 顔の脂肪吸引でできること・できないこと

仕組み

専用の吸引管(カニューレ)を使って、皮下脂肪を直接吸引します。ダイエットでは脂肪細胞そのものの数は減りませんが、脂肪吸引では脂肪細胞自体を減らすことができます。そのため、長期的(個人差あり)な小顔効果が期待できます。

切開は、あごの下や耳の後ろなど、正面から目立ちにくい位置に数ミリ加えます。バッカルファット除去などは口の中から行うため、外から傷は見えません。

顎下と頬では、吸い方が違います

これは診察でも必ずお話ししていることです。

顎下は、ペラペラになるまで吸引します。 顎下の脂肪はしっかり取ったほうが、フェイスラインも横顔(Eライン)もきれいに出ます。

頬は、こけないように吸います。 頬は取りすぎると頬こけにつながり、老けた印象になります。変化は出したい、でもこけさせたくない。この加減が難しいところで、ここは経験によるところが大きいというのが正直なところです。「何ccを取る」といった決まった量があるわけではありません。

できないこと|脂肪だけでは限界があります

脂肪を減らして小さくできる範囲には、限界があります。 骨格が大きい方が「もっと小さくしたい」と希望される場合、脂肪吸引だけでは届きません。土台である骨の部分から変えれば、かなり小さくすることは可能です(エラ形成、頬骨、輪郭3点などの骨切り手術)。

診察では、脂肪吸引で届く範囲なのか、骨格から考える必要があるのかを、正直にお伝えしています。

体重が増えたらどうなりますか

脂肪吸引は脂肪細胞そのものを減らすため、大きなリバウンドは起こりにくい施術です。ただし、体重が増えれば、残った脂肪細胞が大きくなることはあります。 「二度と太らない顔になる」わけではありません。

4. 施術の種類と、麻酔の選び方

部位ごとの施術

施術対象税込料金
脂肪吸引 顔(頬)頬の皮下脂肪220,000円
脂肪吸引 顔(顎下)顎下の皮下脂肪220,000円
カスタマイズ脂肪吸引頬・顎下・各種脂肪除去を組み合わせるオーダーメイド440,000円
バッカルファット除去頬の深い層165,000円
ジョールファット除去口角の横165,000円
メーラーファット除去頬骨の周囲165,000円
ナゾラビアールファット除去ほうれい線の上部165,000円

施術時間は1時間ほどです。入院の必要はなく、当日のうちにご帰宅いただけます。

麻酔は、患者様が選べます

ここはよくご質問をいただくところです。麻酔は基本的に患者様のご意向で決めていただけます。

ただ実際には、脂肪吸引は骨の近くを吸うこともあるため、怖さを覚える方が多く、静脈麻酔を選ばれる方が大半です。 眠っている間に終わりたい、というご希望であれば静脈麻酔をお選びください。

麻酔税込料金
局所麻酔13,750円
静脈麻酔55,000円
静脈麻酔セット(局所麻酔+静脈麻酔)66,000円

バッカルファットを取りすぎないほうがよい方がいます

頬骨が張っている方は、バッカルファットを取りすぎると、かえって頬骨が目立つことがあります。 頬の内側のボリュームが減ることで、骨の張りが相対的に強調されるためです。

「バッカルファットを取れば小顔になる」と考えて来られる方は多いのですが、お顔の骨格によっては、取らない、あるいは控えめにする判断をします。 ここは診察で確認させてください。

5. ダウンタイムの経過と、仕事に戻れるまで

時期別の経過(目安)

時期状態
術後2〜3日腫れ・痛みのピークです。シャワー・洗顔は術後から、メイクは当日から可能です
〜1週間大きな腫れが引いてくる時期です。内出血も消えていきます
1〜2週間腫れがおおむね落ち着きます
1〜3か月拘縮(こうしゅく)と呼ばれる硬さが出る時期です
3〜6か月完成します

経過には個人差があります。長時間の入浴は術後しばらくお控えください。

圧迫バンドについて(ここが一番大事です)

つけられるのであれば、1週間ずっとつけてください。難しければ、最低でも2〜3日は必ずつけてください。

圧迫固定は、腫れや血腫を防ぎ、皮膚の収縮を助けるために行います。フェイスバンドを負担に感じるお気持ちはよく分かります。一方で、脂肪吸引には出血、感染、血腫などのリスクがあり、圧迫はそれを抑えるために必要な処置です。

「圧迫不要」という言葉だけで判断したり、自己判断で中止したりせず、執刀医の指示に従ってください。 必要な期間は吸引範囲や出血・腫れの状態によって変わるため、当院では患者様の状態に応じてご案内しています。

拘縮(こうしゅく)について

術後1週間くらいから、硬さが出てきます。3か月くらいで治まります。

これは脂肪を吸引した部分が治っていく過程で起こるもので、異常ではありません。触ると硬く感じたり、つっぱる感じがしたりします。ここで不安になる方が多いのですが、時間とともに落ち着いていきます。

仕事に戻れるまで

1週間くらいが目安です。

通院と抜糸

抜糸は術後1週間後です。 経過診察もこのときに行います。その後は状態に応じてご案内します。

6. リスク・副作用と、当院で行っている備え

起こりうること

顔の脂肪吸引では、腫れ、内出血、痛み、むくみ、赤み、つっぱり感、しびれ、知覚の変化、硬さ、拘縮、左右差、凹凸、傷跡、色素沈着、血腫、感染、血清腫、皮膚のたるみ、仕上がりの個人差などが生じる場合があります。まれに追加処置や修正施術が必要となることがあります。

バッカルファット除去・ジョールファット除去・メーラーファット除去では、痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差が生じる場合があります。

取りすぎと左右差を避けるために

脂肪吸引で最も避けたいのは、取りすぎです。取りすぎた脂肪は元に戻せません。

そのため当院では、「どれだけ取るか」ではなく「どのような輪郭をつくるか」から考えています。正面からの輪郭、フェイスライン、横顔のバランス、そして将来的な加齢変化まで考えたうえで、残す量を含めてご相談のうえ決めています。

顔が大きく見える原因は脂肪だけとは限らないため、適応がないと判断した場合は、その旨をはっきりお伝えします。

7. 税込費用のすべて|施術料だけでは終わりません

美容医療でいちばん分かりにくいのが、「結局いくらかかるのか」だと思います。当院でかかる可能性のある費用を、すべて挙げておきます。

施術料(税込)

施術料金
脂肪吸引 顔(頬)220,000円
脂肪吸引 顔(顎下)220,000円
カスタマイズ脂肪吸引440,000円
バッカルファット除去165,000円
ジョールファット除去165,000円
メーラーファット除去165,000円
ナゾラビアールファット除去165,000円
糸リフト(1本)27,500円
フェイスリフト(切開リフト)1,100,000円

手術のときに別途かかる費用(税込)

項目料金
局所麻酔13,750円
静脈麻酔55,000円
静脈麻酔セット(局所麻酔+静脈麻酔)66,000円
全身麻酔220,000円
採血代22,000円
術後セット(内服)11,000円
術後セット(内服・点滴)22,000円
処方代5,500円

必要な麻酔や処置は、術式や組み合わせによって変わります。診察で内容が決まった時点で、総額をお伝えします。 最新の料金は料金一覧ページに掲載しています。

お支払い方法

現金/クレジットカード(Visa・Master・Amex)/QRコード決済/医療ローンをご利用いただけます。医療ローンは18歳〜75歳が対象で、月々3,000円以上のご返済であれば3回〜84回の分割が可能です。

費用とリスク・副作用について

※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。記載の料金はすべて税込です。※リスク・副作用=腫れ、内出血、痛み、むくみ、赤み、つっぱり感、しびれ、知覚の変化、硬さ、拘縮、左右差、凹凸、傷跡、色素沈着、血腫、感染、血清腫、皮膚のたるみ、仕上がりの個人差などが生じる場合があります。まれに追加処置や修正施術が必要となることがあります。仕上がりや効果には個人差があります。

8. 40代以上の方へ|脂肪吸引をあまり勧めないことがあります

ここは、当院がはっきりお伝えしていることです。

40代以上の方には、脂肪吸引や脂肪除去をあまりお勧めしていません。 理由は2つあります。

理由①|脂肪だと思っているものが、多くの場合たるみだから

「顎の下が気になる」「口角の横がもたついてきた」という40代以降のお悩みは、脂肪ではなく皮膚のたるみが原因であることが大半です。 ここで脂肪吸引をしても、たるみは変わりません。それどころか、支えていた脂肪が減ることで、皮膚の余りがかえって目立つことがあります(顔の脂肪吸引で後悔しないためにでも詳しく書いています)。

理由②|年齢とともに脂肪は減っていくから

脂肪は、年齢を重ねるにつれて自然に減っていきます(萎縮)。いま取ってしまうと、あとで足りなくなることがあります。 残しておいてよいものを、わざわざ取る必要はありません。

では、どうするか

たるみが主な原因であれば、糸リフト切開リフトで引き上げるほうが理にかなっています。診察では、脂肪吸引で対応できるのか、リフトが必要なのか、組み合わせるのかを一緒に考えます。

脂肪吸引が適応でないと判断したときは、そのようにお伝えします。 これは売上のためではなく、そのほうが結果が良いからです。

9. 脂肪吸引だけでよいのか|糸リフトとの併用、骨切りとの順番

当院では、糸リフトを併用することが多くあります

実際に、当院で顔の脂肪吸引を受けられた方の症例18例のうち、11例(61%)で糸リフトを併用しています。

なぜかというと、脂肪吸引をされる方は、そもそも脂肪が多い方が多いからです。 長年にわたって脂肪を多く蓄えていると、その脂肪によって皮膚も伸ばされています。

分かりやすく言うと、お相撲さんが引退して痩せたときに、皮膚が余りますよね。あのイメージです。

一度伸びてたるんだ皮膚は、ゴムと同じで元には戻りません。 ですから、脂肪だけを取ると、伸びた皮膚がそのまま残ってしまいます。引き上げてあげないと、たるんだままになることが多いのです。だから当院では、リフトを併用することが多くなります。

同時にやるか、分けるか

メリット
同時に行うダウンタイムが1回で済む。麻酔代も1回分で済む
期間を空ける一度に料金が高くならない

どちらが良いかは、お身体の状態とご予算のご希望によります。診察でご相談ください。

骨切りと脂肪吸引は、どちらが先か

骨切りが先です。

土台である骨を変えると、余白もバランスも変わります。 先に脂肪吸引やリフトをしてしまうと、骨切りのあとに作り直すことになりかねません。土台を先に変えて、あとから脂肪吸引やリフトで仕上げていくのが良い順番だと考えています。

エラ形成や輪郭3点などの骨切りも検討されている方は、先に全体の計画を立ててからのほうが、結果的に近道になります。複数の施術を組み合わせるときの考え方は複数施術を検討するときの順番の目安に、エラの張りについてはエラ骨切りとボトックスの違いにまとめています。

症例

実際に当院で行った症例を掲載しています。ご自身に近い状態のものをご覧ください。

なお、顔以外(二の腕・お腹など)の脂肪吸引については顔以外の脂肪吸引のページをご覧ください。

10. 他院で脂肪吸引を受けた後の修正について

「他院で脂肪吸引を受けたが、たるみが目立つようになった」「凹凸が気になる」というご相談も承っています。

相談の時期は「手術から最低半年以降」です

術後しばらくは腫れや拘縮が残っており、まだ最終的な形になっていません。 半年ほど経って落ち着いてから、状態を確認するのが確実です。

修正でできること・できないこと

正直にお伝えします。

取りすぎてしまった脂肪は、脂肪注入で戻すことができます。ただし、完全に元どおりになるわけではありません。

凹凸も同じで、ある程度は修正できますが、完全に元どおりにするのは難しいというのが実際のところです。

「必ず治せます」とは言えません。そのうえで、いまの状態からどこまで改善が見込めるかを、診察で一緒に確認させてください。前回いつ・どこで・どの術式を受けたかが分かると判断が正確になりますので、資料がありましたらお持ちください。

11. 福岡・天神で顔の脂肪吸引を担当する形成外科専門医 宮本東和の考え方

カウンセリングから執刀、経過診察まで同じ医師が担当します

当院では、カウンセラーを置いていません。形成外科専門医である僕(宮本東和)が、最初のカウンセリングから施術、術後のアフターフォローまでを一貫して担当します。

顔の脂肪吸引は、脂肪の厚みと皮膚のたるみのバランスを正確に見極める診断が、仕上がりを大きく左右します。 脂肪の厚みと皮膚のたるみの両方をきちんと診断し、必要であれば複数の施術を組み合わせて提案できるかどうかが大切だと考えています。

そのため当院では、お一人あたり1時間のカウンセリング枠を設けています。お顔の状態やお悩みの経緯を伺ったうえで、脂肪吸引だけで対応できるのか、リフト施術との組み合わせが必要なのかを、一緒にじっくり考えています。

無理にお勧めはしません

先ほど書いたとおり、適応がないと判断すればそうお伝えします。 40代以上の方に脂肪吸引を勧めないことがあるのも、同じ理由です。

安心して受けていただくための体制

スタッフはすべて看護師で構成しています。ご来院時のお問い合わせはもちろん、術後のケアや過ごし方についてもすぐに対応できる体制を整えています。施術後に気になることがあれば、ご納得いただけるまでフォローします。

通いやすさ

当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分です。お仕事帰りにも相談しやすい場所にあります。

12. 診察までの流れ

  • ご予約Webからのご予約またはお電話で承っています)
  • カウンセリング・診察(お一人1時間の枠。脂肪・たるみ・骨格のどれが原因かを確認し、適応・術式・費用・リスクをご説明します。カウンセリング当日の施術も可能です)
  • 手術(施術時間は1時間ほど。麻酔はお選びいただけます。入院は不要で当日ご帰宅いただけます)
  • 圧迫固定(つけられるなら1週間ずっと、難しければ最低2〜3日)
  • 術後1週間|抜糸と経過診察
  • その後(拘縮は1週間ごろから出て3か月ごろに治まります。完成は3〜6か月です)

13. この記事で使った言葉の説明

美容医療の説明では、日常では使わない言葉が出てきます。この記事で使ったものをまとめておきます。

言葉意味
カニューレ脂肪を吸引するための細い管です。数ミリの切開から入れます
皮下脂肪皮膚のすぐ下にある脂肪です。指でつまめるのはこの層です
バッカルファット頬の深い位置にある脂肪です。皮下脂肪より深い層にあり、口の中から取り出します
ジョールファット口角の横からフェイスラインにかけてのもたつきをつくる脂肪です
メーラーファット頬骨の周囲にある脂肪です
ナゾラビアールファットほうれい線の上部にある脂肪です
拘縮(こうしゅく)脂肪を吸引した部分が治っていく過程で生じる硬さです。術後1週間ごろから出て、3か月ごろに治まります
圧迫固定手術後にフェイスバンドで固定することです。腫れや血腫を防ぎ、皮膚の収縮を助けます
Eライン横から見たときの、鼻先とあご先を結んだ線のことです。顎下の脂肪が減ると整いやすくなります
萎縮(いしゅく)組織が減って小さくなることです。脂肪は年齢とともに自然に萎縮していきます
自由診療公的医療保険の適用対象外の診療です。美容目的の施術はこれにあたります

14. あわせて読みたい

よくある質問

Q. 顔の脂肪吸引で、どのくらい小さくなりますか?

脂肪の量や骨格によって個人差があります。顎下はしっかり吸引できるため変化を実感しやすい部位ですが、頬は頬こけを避けるために加減が必要です。また、脂肪を減らして小さくできる範囲には限界があり、骨格が大きい方の場合は骨から考える必要があります。診察で、どこまで届くかを正直にお伝えします。

Q. 二重あごの原因が脂肪かたるみか、自分では分かりません。

ご自身での判断が難しいという方は多くいらっしゃいます。指でつまめる脂肪の厚みや、鏡の前で上を向いたときの輪郭の変化からある程度の見当はつきますが、「何ミリ以上なら脂肪」といった数字の基準があるわけではありません。診察で直接触って確かめるのが確実です。

Q. 麻酔は選べますか?

はい、基本的に患者様のご意向で決めていただけます。ただ、脂肪吸引は骨の近くを吸うこともあり怖さを覚える方が多いため、実際には静脈麻酔を選ばれる方が大半です。

Q. 圧迫バンドはどれくらいつければよいですか?

つけられるのであれば1週間ずっと、難しければ最低でも2〜3日は必ずつけてください。腫れや血腫を防ぎ、皮膚の収縮を助けるために必要な処置です。自己判断で中止しないでください。

Q. 仕事はいつから戻れますか?

1週間くらいが目安です。腫れの引き方には個人差があります。

Q. 抜糸はありますか?

あります。術後1週間後に行います。経過診察もこのときに行います。

Q. 術後の硬さ(拘縮)はいつまで続きますか?

術後1週間くらいから出てきて、3か月くらいで治まります。治っていく過程で起こるもので、異常ではありません。

Q. 脂肪吸引をするとリバウンドしませんか?

脂肪細胞そのものを減らすため、大きなリバウンドは起こりにくい施術です。ただし体重が増えれば、残った脂肪細胞が大きくなることはあります。

Q. 糸リフトも一緒に受けたほうがよいですか?

必須ではありませんが、当院では併用することが多くあります。長年脂肪を多く蓄えていると皮膚も伸ばされており、一度伸びた皮膚はゴムと同じで元に戻らないためです。脂肪だけを取ると皮膚の余りが残ることがあります。適応は診察で判断します。

Q. 脂肪吸引と糸リフトは同時に受けられますか?

はい、同時に受けられます。同時に行うとダウンタイムが1回で済み、麻酔代も1回分で済みます。期間を空ける場合は、一度に料金が高くならないというメリットがあります。

Q. バッカルファットは取ったほうがよいですか?

お顔の骨格によります。頬骨が張っている方は、バッカルファットを取りすぎるとかえって頬骨が目立つことがあるため注意が必要です。診察で判断させてください。

Q. バッカルファットは脂肪吸引で取れますか?

取れません。バッカルファットは皮下脂肪よりも深い層にあるため、脂肪吸引とは別の方法で、口の中から取り出します。

Q. 骨切りと脂肪吸引は、どちらを先に受けるべきですか?

骨切りが先です。土台である骨を変えると余白もバランスも変わるため、あとから脂肪吸引やリフトで仕上げていくほうが良い順番です。

Q. 40代ですが、脂肪吸引を受けられますか?

診察のうえで判断しますが、40代以上の方には脂肪吸引や脂肪除去をあまりお勧めしていません。脂肪だと思っているものが皮膚のたるみであることが多いこと、年齢とともに脂肪は自然に減っていくことが理由です。たるみが主な原因であれば、糸リフトや切開リフトのほうが適していることが多いです。

Q. 傷は目立ちますか?

切開はあごの下や耳の後ろなど、正面から目立ちにくい位置に数ミリ加えます。バッカルファット除去などは口の中から行うため、外から傷は見えません。

Q. 他院で脂肪吸引を受けた後の修正も相談できますか?

はい、承っています。ご相談は前の手術から最低半年以降が目安です。前回いつ・どこで・どの術式を受けたかが分かる資料がありましたらお持ちください。

Q. 取りすぎた脂肪は元に戻せますか?

脂肪注入で戻すことはできますが、完全に元どおりになるわけではありません。凹凸もある程度は修正できますが、完全に元どおりにするのは難しいというのが正直なところです。

Q. カウンセリング当日に施術を受けられますか?

可能です。ただし、迷いがある場合は日を改めていただいてかまいません。

Q. 妊娠中・授乳中でも受けられますか?

妊娠中の手術はお受けしておりません。授乳中の場合は手術が可能ですが、術後数日、授乳を止めていただく可能性があります。

Q. 持病や飲んでいる薬があっても受けられますか?

診察時に必ずお申し出ください。血液をサラサラにするお薬などを飲まれている場合は、主治医の先生に、手術を受けてよいか、いつから中止していつから再開してよいかをあらかじめご確認ください。そのほかのご質問はよくあるご質問にもまとめています。

費用とリスク・副作用について

※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。記載の料金はすべて税込です。※リスク・副作用=顔の脂肪吸引では、腫れ、内出血、痛み、むくみ、赤み、つっぱり感、しびれ、知覚の変化、硬さ、拘縮、左右差、凹凸、傷跡、色素沈着、血腫、感染、血清腫、皮膚のたるみ、仕上がりの個人差などが生じる場合があります。まれに追加処置や修正施術が必要となることがあります。バッカルファット除去・ジョールファット除去・メーラーファット除去では、痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差が生じる場合があります。※効果や仕上がりには個人差があります。

この記事を書いた人

アルテラクリニック

院長 宮本東和

昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。

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