二重の幅で迷っている方へ
幅広二重で後悔しないための決め方
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。
今日は「二重整形を受けたいけれど、二重の幅をどれくらいに設定すればいいのか分からない」というご相談についてお話ししていきたいと思います。
カウンセリングでは、「できるだけ幅の広い華やかな平行二重にしたい」というご希望をとても多くいただきます。
しかし、実は二重整形後の後悔や「他院で受けたけれど修正したい」というご相談の中で圧倒的に多いのが、この「幅の設定(幅広にしすぎたこと)」に関するものなのです。
福岡市の天神・大名エリアにも美容クリニックが増え、二重整形はとても身近なものになりましたが、二重の幅の決め方だけは、施術を受ける前にしっかりと理解しておいていただきたい非常に大切なポイントです。
今回は形成外科専門医の視点から、幅広二重で後悔してしまう理由、あなたに似合う二重幅を左右する4つの要素、そして失敗しないための幅の決め方をお伝えしていきますね。
1.幅広二重での後悔が意外と多い理由
「憧れの女優さんのような幅広二重にしたのに、なんだか眠たそうな目になった」 「食い込みが強くて『整形しました』という不自然な目元(いわゆるハム目)になってしまった」 「すっぴんだと腫れぼったくて外に出られない」
こうしたお悩みで当院に修正相談に来られる方は少なくありません。
「二重の幅を広くすればするほど、目が大きく見える」というのは大きな誤解です。
まぶたには目を開けるための筋肉(上眼瞼挙筋)があります。その力とバランスの取れない広すぎる幅を無理に作ってしまうと、まぶたの重みに筋肉の力が負けてしまい、かえって目が開きにくくなり、眠たそうで小さく見える目になってしまうのです。
2.似合う二重幅を左右する「4つの要素」
自分に本当に似合う二重幅を見極めるために、診察で僕が確認している主な要素は以下の4つです。
Ⅰ. まぶたの厚み(皮膚・脂肪の量)
まぶたの皮膚や脂肪が厚い方が広い幅を作ると、厚い組織がそのまま二重の上に覆いかぶさるため、食い込みが強く「ぷっくりとした不自然な腫れぼったさ(ハム目)」になりがちです。厚みのある方は、やや控えめな幅のほうがスッキリとした美しいラインになります。
Ⅱ. 蒙古(もうこ)ひだの張り具合
目頭を覆う皮ふ(蒙古ひだ)が強く張っている方は、二重のラインが目頭側でひだに引き込まれるため、構造的に「末広型」が自然に馴染みます。ひだを無視して無理に幅広の「平行型」を作ろうとすると、目頭側のラインが歪んだり食い込みだけが強調されたりしてしまいます。
Ⅲ. 眉毛と目の距離
眉毛と目の距離が近い方が広い二重幅を作ると、まぶたの見えている面積に対して二重幅の割合が大きくなりすぎ、お顔全体のバランスとして圧迫感や不自然さが出てしまいます。
Ⅳ. 目を開ける力(挙筋機能)
目を開ける筋肉の力が弱い方(軽度の眼瞼下垂がある方)が幅広二重を作ると、まぶたが持ち上がらず、目がより小さく見えてしまいます。この場合は二重幅を広げるのではなく、目を開ける力を補う施術(眼瞼下垂手術など)を検討したほうが、はるかに大きな目になります。
3.平行型と末広型、どちらを選ぶべき?
二重の形は大きく分けて「平行型」と「末広型」がありますが、どちらが良い・悪いというものではありません。
- 平行型が向いている方: 蒙古ひだが元々薄い方、目頭切開を併用される方、眉と目の距離に適度な余裕がある方
- 末広型が向いている方: 蒙古ひだがしっかりある方、すっぴんでも自然で垢抜けた印象にしたい方、ナチュラルな変化を希望される方
ひだの張りが強いけれど平行型にしたい場合は、無理に二重幅だけで作ろうとせず、目頭切開を併用するかどうかを含めて検討するのが失敗を防ぐコツです。
4.後悔しないための二重幅の決め方・シミュレーションのコツ
カウンセリングでは、「ブジー」という細い専用器具を使ってまぶたに実際に二重ラインを作り、鏡で確認していただくシミュレーションを行います。
このシミュレーションの際、以下の点を意識してみてください。
- 正面だけでなく「伏し目」や「横顔」も確認する
- メイクをした顔だけでなく「すっぴん」で浮かないかイメージする
- 「少し控えめかな?」と感じるくらいの幅を基準にする
二重の幅は、シミュレーションで「少し控えめかな」と感じるくらいの幅が、長年付き合っていく中で最も顔になじみ、結果的に美しく長持ちします。当日の「早く理想の目になりたい」というお気持ちから勢いで幅を広げすぎないよう、専門医として適切なアドバイスをさせていただきます。
5.アルテラクリニックの二重整形について
当院では、カウンセラーによる営業行為を行わず、形成外科専門医である僕自身が最初のカウンセリング(シミュレーション)から手術、アフターフォローまでを一貫して担当しています。
埋没法・切開法の双方に対応しており、あなたのお顔の骨格、まぶたの厚み、目を開ける力を精密に診察したうえで、「その幅が本当にあなたの魅力を引き出すか」を率直にお伝えします。似合わない不自然な幅を無理にお作りすることはありません。
また、「他院で二重を作ったけれど幅が広すぎて不自然」「幅を狭く修正したい」という他院修正のご相談にも対応しております。
よくある質問
Q. シミュレーション通りの幅に仕上がりますか?
施術直後は腫れの影響でシミュレーションよりも幅が広く見えます。1ヶ月〜数ヶ月かけて腫れが完全に引き、むくみが抜けることで、シミュレーションで設定した理想の幅へと落ち着いていきます。
Q. 幅を広くすれば目は大きく見えますか?
必ずしもそうではありません。目の大きさの印象は「二重幅の広さ」ではなく「黒目がどれだけしっかり露出しているか(目の開き)」で決まります。まぶたに合わない広い幅は、かえって黒目の露出を減らし、目を小さく見せてしまいます。
Q. 埋没法で作った幅は、後から変えられますか?
埋没法であれば、糸を抜糸して掛け直すことで幅の変更や修正が可能なケースが多いです。ただし、何度もやり直すことはまぶたへの負担になりますので、初回の手術で慎重に幅を設定することがベストです。
Q. 平行二重は誰でも作れますか?
蒙古ひだの張りが強い方の場合、二重の施術単独では不自然になったり末広型に戻ろうとしたりすることがあります。その場合は「目頭切開」を併用することで、美しい平行二重を作ることが可能です。診察でまぶたの状態を見極めてご提案いたします。
Q. 「自分に似合う幅を知りたい」というカウンセリングだけの受診もいいですか?
もちろん大歓迎です!シミュレーションでご自身に合う二重幅や形を確認するだけでも、今後施術を受けるかどうかの大切な判断材料になります。無理に契約を勧めることは一切ございませんので、どうぞ安心してお越しください。
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この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。