ボツリヌストキシン製剤 糸リフト ヒアルロン酸(アラガン製)0.1cc〜

美容整形の術後の過ごし方が気になる方へ 運動・お酒・入浴・メイクはいつから再開できるのか

こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は「術後、いつから普段どおりの生活に戻ってよいのか」というご質問についてお話ししていきます。

福岡市の天神や大名でカウンセリングをしていると、施術そのものよりも、来週のジムはどうしよう、週末の会食は断るべきかといった生活面のご不安のほうが大きい、という方が本当に多いです。ここは自己判断で差がつきやすいところでもあります。

形成外科専門医の視点から、行動ごとの目安と、なぜその時期まで控えるのかを整理してお話ししていきますね。

術後の過ごし方で経過が変わることがある理由

手術や注入のあと、体の中では出血を止め、腫れを引かせ、組織を落ち着かせるという作業が進んでいます。この時期に血流を強く上げる行動をとると、いったん止まっていたところからにじみが出たり、内出血が広がったりすることがあります。

腫れや内出血そのものは時間とともに引いていくものですが、強く出た分だけ落ち着くまでの期間は延びます。傷のある施術では、腫れが長引くほど傷まわりの赤みや硬さが残りやすくなる面もあります。

術後の数日から数週間の過ごし方は、最終的な形そのものというより、そこにたどり着くまでの時間と道のりを左右する、と考えていただくのが近いです。

もうひとつ、注入や糸を使った施術では、組織になじむ前に強い力が加わると位置が変わることがあります。この場合は時間が解決してくれるとは限りません。制限の理由が腫れを抑えるためなのか、動かさないためなのかで、守るべき厳しさが変わってきます。

行動ごとの再開時期のおおまかな目安

ここでお伝えするのは一般的な目安です。施術の種類、範囲、体質によって変わりますので、最終的には担当医の指示を優先してください。

洗顔とシャワー

注入のみであれば当日から通常どおりで問題ないことがほとんどです。切開を伴う手術では、傷を濡らさない期間が設けられることが多く、部位によって首から下のシャワーのみ、洗髪は数日後、といった段階を踏みます。傷をこすらないこと、長く湯を当て続けないことが共通の注意点です。

湯船・サウナ・岩盤浴

体を芯から温める行動は血流が上がり、腫れや内出血が強く出やすくなります。注入であれば当日は避け、翌日以降に様子を見ながら、切開を伴う手術では、入浴の再開時期を術式や傷の状態に合わせてご案内します。

サウナや岩盤浴、ホットヨガはさらに後になります。腫れが残っている段階で温めると、その日のうちに顔が張ってくることがあります。

お酒

アルコールは血管を広げ、腫れと内出血を助長します。注入では当日から翌日、切開を伴う手術では少なくとも一週間程度、腫れが強い間は控えていただくのが安全です。会食の予定がある週に施術を入れると、我慢するか経過を悪くするかの二択になりますので、日程を決める段階でご相談ください。

運動

散歩程度の軽い活動は早い段階から問題ないことが多いです。一方、心拍数と血圧が上がる運動、筋力トレーニング、頭を下げる姿勢の多い運動は、注入で数日、切開を伴う手術では二週間から一か月程度あけていただくのが目安です。人とぶつかる可能性のある競技や、骨に手を加えた手術のあとは、さらに長い期間をみます。

メイクとスキンケア

傷にかからない範囲であれば、ヒアルロン酸注入では、注入部位を避ければ当日からメイクが可能です。切開部については抜糸が済んでからというのが一般的で、部位にもよりますが一週間前後が目安になります。クレンジングで強くこする動作は、傷にも注入部位にも負担になります。

コンタクトレンズとまぶたへの負担

目元の手術のあとは、まぶたの腫れが落ち着くまでコンタクトレンズの装用を控えていただきます。再開時期は術式や傷、腫れの状態によって異なります。まつげエクステやまつげパーマ、アイプチの再開時期も、傷の状態を見てからになります。

マッサージ・うつ伏せ寝・強い圧迫

ヒアルロン酸を入れた部位を強く押すと、形が変わることがあります。糸を入れた場合は、大きく口を開ける動作や顔まわりのマッサージを数週間控えていただきます。鼻の手術のあとは、うつ伏せ寝や、うっかり顔を枕に押しつける姿勢が要注意です。エステでのフェイシャルも、術後しばらくは避けてください。

飛行機と長距離の移動

術直後の長時間の移動は、腫れが強く出やすいうえ、体調を崩したときに受診しにくいという問題があります。日帰りで済む施術でも当日の長距離移動は避け、手術の場合は、滞在や移動と再診の日程を術前にご相談ください。遠方からお越しの方は、この点も含めて事前に組み立てます。

施術の種類で目安はどう変わるか

ヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどの注入

制限が最も短い部類です。ただし当日の飲酒、激しい運動、注入部位を押す行為は避けてください。ボツリヌストキシン注射については、当日すぐに横になる、こするといった行為で広がり方が変わる可能性があるため、数時間の注意事項が加わります。

糸によるリフト

腫れ自体は数日から一週間ほどで落ち着いてくることが多いものの、糸が組織になじむまでの期間があります。大きな開口、うつ伏せ、マッサージの制限が、腫れの制限より長く続くのが特徴です。

まぶたや顔の切開を伴う手術

抜糸までが第一の区切り、赤みや硬さが目立たなくなるまでが第二の区切りです。抜糸後に日常生活は戻せても、傷が落ち着くには数か月かかりますので、日焼けや強い摩擦は長めに気をつけていただきます。

脂肪吸引や骨に手を加える手術

圧迫の期間が決められていること、腫れが引いたあとに組織が硬く感じられる時期があることが特徴で、生活上の制限は最も長くなります。運動や旅行の予定は、術前に逆算して組んでおくことをおすすめします。

早く戻ろうとして遠回りになりやすい三つの行動

一つ目は、腫れを早く引かせたくて温める、強く揉むことです。血流を上げる行為は、腫れを引かせるどころか強めてしまうことがあります。冷やす期間と、温めてよい時期は分けて考えてください。

二つ目は、インターネットで見た日数をそのまま自分に当てはめてしまうことです。同じ施術名でも、範囲や併用した処置、体質によって経過は変わります。数字は目安であって約束ではありません。

三つ目は、予定を先に埋めてから施術日を押し込むことです。旅行や式典の直前に日程を入れると、守れない制限が出てきます。逆に、先に控えたい期間を決めてから施術日を選べば、無理なく過ごせます。

アルテラクリニックでの術後のフォロー

当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身がカウンセリングから施術、アフターフォローまで一貫して担当しています。

1人あたり1時間のカウンセリング枠を設けていますので、お仕事やご予定を伺ったうえで、いつ受けるのが現実的かというところから一緒に組み立てていきます。

術後に気になることが出てきたときも、施術した本人が経過を確認しますので、説明が最初からになりません。他院で受けられた施術のご相談にも対応しています。麻酔が苦手という方には快眠麻酔もご用意しています。スタッフは看護師のみ、完全予約制です。

当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分ですので、お仕事帰りやお昼休みにも立ち寄っていただけます。

よくある質問

Q. 術後にうっかりお酒を飲んでしまいました。大丈夫でしょうか

一度飲んだからといって結果が決まってしまうわけではありません。多くの場合は腫れや内出血が強く出て、落ち着くまでの期間が延びるという形で影響が出ます。翌日以降は控えていただき、腫れが急に強くなった、痛みが増したという変化があればご連絡ください。

Q. 運動はどのタイミングから再開できますか

散歩程度であれば早い段階から可能なことが多く、心拍数が上がる運動は施術によって数日から一か月程度あけていただきます。ジムに通われている方は、まず軽い有酸素運動から戻し、負荷の高い種目を最後にするという順番が現実的です。再開の可否は経過を見て判断しますので、診察の際にお尋ねください。

Q. 湯船やサウナはいつから入れますか

注入では当日を避けていただければ翌日以降に様子を見ながら、切開を伴う手術の入浴再開時期は、術式や傷の状態に合わせてご案内します。サウナや岩盤浴はさらに後になります。腫れが残っているうちに温めると、その日のうちに張り感が戻ることがあります。

Q. 腫れを早く引かせるために、自分でできることはありますか

指示された期間の冷却、枕を高めにして寝ること、塩分とアルコールを控えること、指示された圧迫を守ることが基本です。特別な器具やマッサージが必要になることは多くありません。良かれと思って行ったことが裏目に出ることもありますので、試したい方法があるときは先にご相談ください。

Q. 仕事や学校は何日休めばよいですか

施術の内容と、周囲にどの程度知られたくないかによって変わります。注入であれば当日から通常どおり過ごされる方が多く、まぶたの切開では抜糸までの一週間ほどを見ておくと安心です。脂肪吸引や骨に関わる手術ではさらに長めに考えます。

お休みが取りにくい方は、取れる日数から逆算して施術を選ぶという考え方もできますので、遠慮なくお話しください。

ご相談・ご予約はこちらから

術後の過ごし方は、我慢の期間ではなく、腫れと内出血の経過を確認しながら回復を待つ工程だと考えていただくと分かりやすいです。いつから何ができるのかが分かっていれば、予定を立てながら安心して過ごしていただけます。

運動や旅行、お仕事の都合があって踏み切れずにいる方も、受けると決めてからでなくて構いません。この時期に受けても大丈夫でしょうか、という一言だけで大丈夫です。当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。

お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。

ご予定と体調に合わせて、無理のない時期を一緒に考えていきましょう。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。

リスク・副作用について

ヒアルロン酸(アラガン製)0.1cc〜:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差

ボツリヌストキシン製剤:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差

糸リフト:腫れ、むくみ、内出血、痛み、赤み、つっぱり感、圧痛、左右差、皮膚の凹凸、ひきつれ、くぼみ、傷跡、色素沈着、感覚の鈍さ、しびれ、拘縮、糸の触知・露出、感染、血腫、漿液腫などが生じる可能性があります。

二重埋没:腫れ(数日〜1週間程度)、内出血(1〜2週間程度)、痛み・違和感、左右差が生じる可能性、二重幅の変化、ラインが薄くなる・取れる可能性、感染、糸が露出する可能性、ごくまれに再施術が必要となる場合があります

全切開二重:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差

脂肪吸引 顔(頬・顎下):腫れ、内出血、痛み、むくみ、赤み、つっぱり感、しびれ、知覚の変化、硬さ、拘縮、左右差、凹凸、傷跡、色素沈着、血腫、感染、血清腫、皮膚のたるみ、仕上がりの個人差などが生じる場合があります。まれに追加処置や修正施術が必要となることがあります。

鼻尖形成:腫れ、内出血、痛み、左右差、感染、軟骨の変形、傷跡・肥厚性瘢痕、後戻り、仕上がりに対するイメージの差

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過、ダウンタイムの期間には個人差があります。

※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。

この記事を書いた人

アルテラクリニック

院長 宮本東和

昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。

前の記事へ
コラム一覧に戻る
次の記事へ

関連コラム

関連症例

人気のコラム

人気の症例

BEFORE RESERVATION

ご予約前にご確認いただきたいこと

施術を迷っている段階でもご相談いただけます。
気になる点がありましたらいつでもお気軽にご相談ください。

形成外科専門医が診察

ご希望と状態を確認し、適応のある選択肢を担当医が分かりやすくご説明します。

費用・リスクを事前に説明

施術内容、費用、ダウンタイム、合併症の可能性をご確認いただいてからご検討いただけます。

アップセル目的の提案なし

必要性のないオプションや、過度な治療を前提としたご提案は行いません。

診察の結果、施術が適さない場合は別の選択肢や経過観察をご案内することがあります。

ご予約はこちらから

RESERVE

診療・カウンセリングの
ご予約はこちらから
お電話でのお問い合わせ

営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です)

アクセス

ACCESS

住所
福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階
電話番号
050-3154-1117
最寄駅
  • 天神、赤坂駅から徒歩約7分
営業時間
9:00-18:00(お休みは不定休です)
診療日
不定休(診療日は予約カレンダーをご確認ください)
診療時間 月 火 水 木 金 土 日
9:00-18:00