ゴルゴ線が気になる方へ ヒアルロン酸だけで本当に薄くなるの?
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は、目頭の下あたりから頬の中央に向かって斜めに走る線、いわゆる「ゴルゴ線」についてお話していきますね。
福岡・天神、大名エリアでカウンセリングをしていると、「ほうれい線より先にゴルゴ線が気になり出した」「ヒアルロン酸で消えると聞いたけれど、本当に効果があるのか不安」というご相談をよくいただきます。
実はゴルゴ線は、ほうれい線と比べても治療の見極めが難しい線のひとつです。今日はヒアルロン酸でどこまで薄くできるのか、逆にどんな場合に注入だけでは物足りないのか、形成外科専門医の立場から率直にお伝えします。
ゴルゴ線ができる原因は一つではない
ゴルゴ線は医学的にはミッドチークラインと呼ばれる線で、目頭の下から頬の外側に向かって斜めに入ります。この部分の皮膚は、頬骨のあたりで靭帯という強い組織によって深いところに引き留められています。
加齢とともに頬の脂肪が下がってきても、この靭帯のラインだけは動かないため、境目が溝として浮かび上がってくる。これがゴルゴ線の主な仕組みです。
ただし、原因はたるみだけではありません。もともとの骨格や脂肪のつき方によって、10代や20代のうちからゴルゴ線が出ている方もいらっしゃいます。
この場合は頬の内側のボリューム不足や骨格の形が主な原因で、たるみによるものとは対処の考え方が変わってきます。ご自身のゴルゴ線がどのタイプなのかを見極めることが、治療選びの出発点になるんですね。
ヒアルロン酸でどこまで薄くなるのか
溝の凹みが主な原因なら、少量の注入でも印象は変わる
ゴルゴ線が目立って見える大きな理由は、溝に影が落ちることです。ヒアルロン酸で溝の凹みを底上げすると、影がやわらいで線の印象がぐっと薄くなります。
骨格やボリューム不足が主な原因の若い方や、たるみがまだ軽い方では、少量の注入でも変化を実感しやすい傾向があります。切らない施術ですので、当日の所要時間も短く、はじめての美容医療としても選びやすい方法です。
靭帯の引き込みが強い方は「入れすぎ」に注意
一方で気をつけていただきたいのが入れすぎです。先ほどお話したとおり、ゴルゴ線の溝の部分は靭帯で深いところに引き留められています。
溝そのものを埋めようとして量を増やすと、固定された溝は動かないまま、その上下だけがふくらんでしまい、かえって線が強調されたり、頬が重たい印象になったりすることがあります。
ゴルゴ線への注入は、溝に直接たくさん入れるのではなく、周囲の土台を含めて少量ずつ調整するのが基本です。ヒアルロン酸で失敗したと感じる方の多くは、この設計の部分でつまずいています。
効果の持続と、やり直しがきくという安心感
ヒアルロン酸は時間とともに体内で少しずつ吸収されていくため、効果の持続は製剤や部位によりますが、目安は約1年です。
裏を返せば、仕上がりがイメージと違った場合には溶解注射で分解して調整できるという、やり直しのききやすさもヒアルロン酸の特徴です。
はじめから完璧を目指して大量に入れるより、様子を見ながら段階的に整えていくほうが、自然な仕上がりに近づきやすいと考えています。
ヒアルロン酸だけでは物足りない場合の選択肢
脂肪注入という選択肢
ご自身の脂肪を採取して注入する方法です。定着した脂肪は長期的に残るため、ヒアルロン酸の持続の短さが気になる方や、頬全体のボリューム不足を伴う方に向いています。ただし定着率には個人差があり、注入層の設計や量の加減にはヒアルロン酸以上に繊細な判断が求められます。
頬のたるみが主な原因なら糸リフトも候補になる
頬の脂肪が下がって靭帯の境目が溝になっているタイプの方は、溝を埋めるより、下がった組織を糸で引き上げるほうが理にかなっている場合があります。状態によっては糸リフトで頬の位置を引き上げ、ゴルゴ線やフェイスラインの印象の改善を検討します。
たるみが進んでいる方に溝への注入だけを重ねても、根本の原因が残ったままになってしまうんですね。
原因が複合していれば組み合わせて考える
実際のカウンセリングでは、ボリューム不足とたるみが両方関わっているケースが少なくありません。その場合は、注入と引き上げを組み合わせたり、優先順位をつけて段階的に治療したりと、お顔全体のバランスを見ながら計画を立てていきます。
大切なのは、ゴルゴ線という一本の線だけを見るのではなく、その線がなぜできているのかから逆算して方法を選ぶことです。
アルテラクリニックのゴルゴ線治療について
当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にある美容外科です。
カウンセラーは置かず、形成外科専門医である僕自身が1時間のカウンセリング枠でお顔を診察し、ゴルゴ線の原因がボリューム不足なのか、たるみなのか、骨格なのかを見極めたうえで、ヒアルロン酸・脂肪注入・糸リフトなどの選択肢を率直にご提案します。
注入が向かない状態の方に無理におすすめすることはありませんし、他院で注入したヒアルロン酸が不自然になってしまった方の溶解のご相談もお受けしています。天神・大名エリアでお買い物やお仕事のついでに立ち寄れる立地ですので、気軽にご相談くださいね。
よくある質問
Q. ゴルゴ線は何歳くらいから出るものですか
たるみが原因のゴルゴ線は30代以降に目立ちやすくなりますが、骨格や脂肪のつき方によっては10代や20代から出ている方もいらっしゃいます。若い方のゴルゴ線は原因が異なることが多いため、年齢に合わせた治療設計が大切です。
Q. ヒアルロン酸を入れたのに、かえって目立つ気がします
溝の直下に量を入れすぎると、靭帯で固定された溝はそのままで周囲だけがふくらみ、線が強調されて見えることがあります。他院で注入した分の調整や溶解を含めて対応できますので、まずは現在の状態を診察で確認させてください。
Q. 注入のダウンタイムはどれくらいですか
針を使う施術ですので、内出血や腫れが数日程度出ることがありますが、多くの方は当日から普段どおりの生活が可能で、ヒアルロン酸の注入部位を避ければ当日からメイクが可能です。経過には個人差がありますので、ご予定に合わせてカウンセリングでご相談くださいね。
Q. マッサージでゴルゴ線は消せますか
ゴルゴ線の主な原因である靭帯の構造や骨格は、セルフマッサージで変えることは難しいです。むしろ強くこする刺激はたるみや色素沈着につながることがあるため、おすすめしていません。気になる場合は自己流のケアを続けるより、一度原因を診断してもらうほうが近道だと思います。
Q. ほうれい線と一緒に治療できますか
はい、可能です。ゴルゴ線とほうれい線は原因がつながっていることも多く、同時に計画したほうがお顔全体のバランスを整えやすいケースもあります。診察のうえで、優先順位や組み合わせをご提案しますね。
ご相談・ご予約はこちらから
ゴルゴ線は、原因がボリューム不足なのか、たるみなのかで最適な治療が変わります。まずはカウンセリングで、あなたのゴルゴ線がどのタイプなのか、ヒアルロン酸でどこまで変われるのか、一緒に確認してみませんか。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
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それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
ヒアルロン酸(アラガン製)0.1cc〜:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差
ヒアルロン酸溶解:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差
脂肪注入(頬・ほうれい線・ゴルゴ線・顎):痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
糸リフト:腫れ、むくみ、内出血、痛み、赤み、つっぱり感、圧痛、左右差、皮膚の凹凸、ひきつれ、くぼみ、傷跡、色素沈着、感覚の鈍さ、しびれ、拘縮、糸の触知・露出、感染、血腫、漿液腫などが生じる可能性があります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、施術の効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。