美容整形の費用が不安な方へ 見積もりの内訳と後から増える費用の確かめ方
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は美容整形の費用の見方についてお話ししていきます。
福岡市の天神や大名でカウンセリングをしていると、ホームページで見た金額と提示された見積もりが違っていて驚きました、というお話を時々いただきます。
多くの場合、どこかで数字が偽られているわけではなく、どこまでを一式に含めるかがクリニックごとに違うだけです。ただ、その違いを知らないまま金額だけを並べて比べると、あとから想定していなかった出費が出てきます。
今日は、見積もりをどう分解して読めばよいのかを整理してお伝えします。
同じ手術なのに、金額の見え方が変わる理由
表示されている金額は、手術料だけのことがあります
美容整形の費用は、手術そのものにかかるお金だけで決まりません。麻酔をどうするか、術後にどんな薬や固定材を使うか、抜糸や経過の診察をどう組み立てるか。これらが積み上がって最終的な金額になります。
広告や料金表に載っている数字が、この全部を含んだ総額なのか、手術料だけなのかは、クリニックによって考え方が違います。金額そのものよりも、その数字が何を指しているのかを先に確かめる必要があります。
一式に含める範囲が、そもそも違います
たとえば、二重の手術ひとつとっても、麻酔代を含めて提示するところ、別に計上するところ、術後の内服薬を渡すところ、処方せんだけ出すところと分かれます。どちらが正しいというものではありません。
ですので、二つのクリニックの数字を並べて安い高いを判断するときは、同じ範囲を比べているかどうかを必ず見てください。含まれる範囲が違えば、金額が違って当然です。
見積もりは、四つに分けて読んでください
一つめは、手術そのものにかかる費用
術式の料金です。同じ部位でも、切開するかしないか、使う材料が自分の組織なのか人工物なのか、片側か両側かで変わります。ここは比較的わかりやすい部分ですが、片側の金額なのか両側の金額なのかは意外と見落としやすいところです。目のように左右がある部位では、必ず確認してください。
二つめは、麻酔にかかる費用
表面麻酔、局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔と種類があり、眠っている状態で受けるものほど管理の手間がかかるため金額も変わります。静脈麻酔へ変えたい場合は、変更が可能かを事前に確認し、費用も確かめてください。麻酔の選択肢と、それぞれを選んだ場合の金額は、手術を決める段階で聞いておくのが安心です。
三つめは、術後に必要になる費用
痛み止めや抗菌薬などの内服、腫れを抑える処置、テープや固定材、圧迫用のバンドなどです。抜糸が必要な手術では、その通院が料金に含まれているのか別なのかも確認しておきたいところです。
手術の翌日や一週間後に来院していただくことが多いため、交通費や仕事を休む分も、実際には費用の一部として考えておくと計画が立てやすくなります。
四つめは、将来かかるかもしれない費用
これがいちばん見落とされます。ヒアルロン酸やボツリヌストキシンの注入は効果が一定期間で薄れるため、維持するなら繰り返しが前提です。糸のリフトも同じです。
一方で、骨や軟骨を扱う手術は定期注入とは異なりますが、万一の修正が必要になったときの費用がどう扱われるかという論点が出てきます。今日払う金額だけでなく、三年後、五年後にいくらかかるのかという目線で考えてください。
この視点があると、初回だけ安く見える選択肢と、長い目で見て負担が少ない選択肢が区別できるようになります。
あとから増えやすい費用の場面
当日に、麻酔の種類を変えたとき
緊張して眠って受けたくなる方は珍しくありません。それ自体は問題ありませんが、金額は変わります。迷いそうな方は、両方の場合の金額を先に把握しておいてください。
同じ日に、別の施術を足したとき
せっかく休みを取ったので一緒にやりたい、という流れは自然です。ただ、同時に行うことで麻酔や術後の管理が変わり、単純な足し算にならないこともあります。追加を考えている部位があるなら、最初の相談の時点で伝えていただくほうが、総額も休みの日数も正確に見積もれます。
抜糸や経過の診察が、別料金だったとき
手術料に含まれるのか、来院ごとにかかるのか。切開を伴う手術では通院回数が数回に及ぶため、ここが別料金かどうかで総額の印象が変わります。
修正や再手術が必要になったとき
腫れが落ち着いたあとに左右差が気になる、思っていた形と違う。こうしたときにどう対応してもらえるのかは、金額の話である前に方針の話です。無料で必ず直しますという言い方も、一切対応しませんという言い方も、どちらも現実的ではありません。
どういう状態なら、いつの時点で、どのような費用の扱いで対応するのか。この説明が具体的かどうかを見てください。
カウンセリングで確認しておきたい四つの質問
遠慮されることが多いのですが、費用の質問は嫌がられるものではありません。むしろ、聞かれて困る内容がないのが本来の状態です。次の四つを聞いていただければ、総額はほぼ見通せます。
一つめ、この金額に麻酔と薬と術後の処置は含まれていますか。二つめ、抜糸や経過の診察で、追加の費用はかかりますか。三つめ、当日に麻酔を変えたり施術を足したりした場合、いくら変わりますか。四つめ、仕上がりが気になったときや修正が必要になったときは、どのような扱いになりますか。
この四つに対して、その場ではっきり答えが返ってくるかどうかは、そのクリニックの説明の姿勢を測る材料にもなります。
アルテラクリニックでの考え方
当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身が、カウンセリングから手術、術後のフォローまで一貫して担当しています。費用のご説明も僕がします。
売り込む立場の人間と診察する人間を分けていないぶん、その日に無理に決めていただく必要がありません。今回は手術をしないほうがよいと判断した場合は、その通りにお伝えします。
カウンセリングは一人あたり一時間の枠を設けています。予算がこれくらいなのですが、という言葉から始めていただいて構いません。
その範囲でできることと、範囲を超えるけれど本来はこちらのほうが目的に合うという選択肢の両方をお伝えし、どこにお金をかけるのが結果に効くのかを一緒に整理します。
維持に繰り返しが必要な治療なのか、一度で完結する治療なのかも、あわせてご説明します。他院でお受けになった施術の修正や、提示された内容が妥当かどうかのご相談も承っています。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅や赤坂駅から歩いていただける場所です。福岡市内にお勤めの方であれば、仕事帰りにも寄っていただきやすい立地です。
よくある質問
Q. カウンセリングだけ受けて、その日に決めなくても大丈夫ですか
問題ありません。持ち帰って考えたい、家族に相談したいというのは当然のことです。当院はカウンセラーを置いていないため、契約を取ることを目的とした声かけはしていません。お見積もりをお渡ししますので、内容を落ち着いて確認してからご連絡いただければ十分です。
Q. 見積もりをもらったあとに、金額が変わることはありますか
当日に麻酔の種類を変更された場合や、追加の施術をご希望になった場合は変わります。逆に、こちらの都合で事前の説明なく金額が増えることはありません。診察の結果、当初想定していた術式では目的に届かないと判断したときは、手術の前にあらためてご説明し、進めるかどうかを決めていただきます。
Q. 分割での支払いはできますか
お支払い方法については、ご相談ください。クレジットカードや医療用の分割のご案内が可能な場合があります。無理のない範囲で計画を立てていただくことが大切ですので、金額の都合で時期をずらす、優先順位の高い部位から先に行うといった組み立ても一緒に考えます。
Q. 安い金額で受けられるクリニックとは、何が違うのですか
含まれる範囲、麻酔の体制、担当する医師の経験、術後にどこまで診るか。差が出る要素はいくつもあり、一概にどちらが良いという話ではありません。判断していただきたいのは、その金額に何が含まれ、何が含まれないのかという一点です。範囲が分かれば、比較が成り立ちます。
Q. 美容整形に健康保険は使えますか
美容を目的とした施術は自由診療となり、健康保険は適用されません。全額が自己負担です。なお、機能的な問題に対する治療で保険診療の対象となるものもありますが、当院は自由診療でのご案内となります。
医療費控除の対象になるかどうかは目的や内容によって判断が分かれますので、税務署や税理士にご確認いただくのが確実です。
ご相談・ご予約はこちらから
費用の話は、後回しにされがちです。しかし実際には、総額の見通しが立たないことが不安の大きな部分を占めています。手術料、麻酔、術後、そして将来。この四つに分けて確認していけば、費用の見通しを立てやすくなります。
分からない部分をそのままにして決めないでいただきたいと思います。当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
- ご予約フォームはこちら
- LINEでのご相談はこちら
予算の範囲でできることを知りたい、という形のご相談でも構いません。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
ヒアルロン酸(アラガン製)0.1cc〜:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差
ボツリヌストキシン製剤:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差
糸リフト:腫れ、むくみ、内出血、痛み、赤み、つっぱり感、圧痛、左右差、皮膚の凹凸、ひきつれ、くぼみ、傷跡、色素沈着、感覚の鈍さ、しびれ、拘縮、糸の触知・露出、感染、血腫、漿液腫などが生じる可能性があります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。