バッカルファット除去のダウンタイムはどれくらい続くか|福岡・天神で執刀する形成外科専門医 宮本東和が解説
導入
こんにちは。Altera Clinic(アルテラクリニック)院長の宮本東和です。福岡・天神で、形成外科専門医としてバッカルファット除去を担当しています。
「バッカルファット除去のダウンタイムって、実際にどれくらいですか」というご質問を、日々のカウンセリングでとてもよくいただきます。SNSで変化を見て興味を持ったものの、術後がどうなるのか分からなくて踏み出せないという方が多い印象です。
この記事では、腫れがいつピークになっていつ引くのか、仕事にいつ戻れるのか、完成はいつごろかを、日数で具体的に書いています。あわせて、頬がこけるリスクが高いのはどういう方か、そしてよく混同される脂肪吸引と何が違うのかもお伝えします。
この記事でわかること
- バッカルファット除去とはどんな施術か(口の中から・抜糸なし)
- 🔑脂肪吸引との違い(浅い脂肪か、深い脂肪か)
- ダウンタイムの経過(日別)
- 仕事に戻れるのは何日後か
- 完成はいつごろか
- 🔑頬がこけやすいのはどういう方か。防ぐために何をしているか
- 術後の過ごし方(食事に制限はありません)
- 税込の費用
- リスク・副作用
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1. まず結論
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 施術 | 口の中(頬の内側)を数ミリ切開して、バッカルファットを適量取り除きます |
| 抜糸 | ありません(傷が小さいため縫合せず、自然に塞がるのを待ちます) |
| 施術時間 | 30分ほど |
| 麻酔 | 局所麻酔 |
| 腫れのピーク | 術後2〜3日 |
| 腫れが引くまで | 1週間程度 |
| 仕事復帰 | 2〜3日後 |
| 完成 | 術後3か月 |
| 税込料金 | 165,000円(施術料) |
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2. バッカルファット除去とは
バッカルファットは、頬の内側、ちょうど奥歯の奥あたりにある大きな脂肪の塊です。これを、口の中の粘膜を数ミリ切開して適量取り除くのがバッカルファット除去です。
お顔の表面ではなく口の中から行うため、皮膚に傷跡が残りません。 当院では傷口が小さいため縫合せず、そのまま塞がるのを待ちます。そのため抜糸の必要がありません。
頬の下半分のもたつきや、笑ったときにぷっくり膨らむフェイスラインの丸みを軽くしたい方に向いています。よく頬のお肉を噛んでしまうという方にも適しています。
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3. 🔑 脂肪吸引との違い|浅い脂肪か、深い脂肪か
ここは診察でも必ずご説明しているところです。
浅い脂肪(皮下脂肪)を取るのが脂肪吸引、深い脂肪を取るのがバッカルファット除去です。
| 取る脂肪 | 方法 | 傷 | |
|---|---|---|---|
| 顔の脂肪吸引 | 浅い層の皮下脂肪(指でつまめる層) | あごの下や耳の後ろから細い管で吸引 | 数ミリ・目立ちにくい位置 |
| バッカルファット除去 | 深い層の脂肪 | 口の中から取り出す | 口の中のみ・外から見えない |
層が違うため、脂肪吸引ではバッカルファットは取れません。 逆に、バッカルファットを取っても皮下脂肪は減りません。
「顔が大きく見える」原因がどちらの層にあるのかは、診察で確認します。両方が関係している方もいらっしゃいます。詳しくはフェイスラインの脂肪吸引はどこまですっきりするかと顔の脂肪吸引とバッカルファット、同時にやるべきか順番を空けるかもあわせてご覧ください。
なお、頬の深い層の脂肪には、バッカルファットのほかにジョールファット(口角の横)、メーラーファット(頬骨の周囲)、ナゾラビアールファット(ほうれい線の上部)があります。
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4. ダウンタイムの経過
| 時期 | 状態 |
|---|---|
| 当日〜2〜3日 | 腫れと違和感がピークです。親知らずを抜いた後のように、頬全体がふっくら横に張った感覚になります。口を大きく開けにくいツッパリ感が出やすい時期です |
| 4日目〜1週間 | 腫れが少しずつ引いてきます。1週間程度で落ち着く方が多いです。軽い張りやむくみが残ることがあります |
| 1〜2週間 | むくみが引き、フェイスラインの変化が目で分かるようになってきます |
| 〜3か月 | 内部の組織が引き締まって落ち着きます。完成は術後3か月とお考えください |
仕事に戻れるまで
2〜3日後が目安です。
口を開けにくい時期があります
この施術に特徴的なのが、口が開けにくくなる時期です。当日から2〜3日は無理に大きく開けようとせず、安静にお過ごしください。
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5. 術後の過ごし方
口の中を切開する施術なので、口腔内を清潔に保つことが回復を早めるうえで特に大切です。
口の中を清潔に
当院では毎食後と寝る前にうがいをしていただくようご指導しています。
食事
食事に制限はありません。 手術当日から普通にお召し上がりいただけます。
ただし、食後のうがいは必ず行ってください(下記)。口の中を切開しているため、清潔に保つことが回復を早めます。
避けていただきたいこと
血流を過剰に良くする行動は、腫れや内出血を長引かせます。飲酒・長時間の入浴・サウナ・激しい運動はダウンタイム中お控えください。喫煙も血管を収縮させて傷口の血流を悪くし、回復を妨げます。
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6. 🔑 頬がこける心配について
「脂肪を取りすぎて、将来頬がこけて老けて見えないか」というご相談は本当によくいただきます。僕が最も重視しているポイントです。
頬がこけやすいのはどういう方か
頬骨が張っている方は、こけやすくなります。 頬の内側のボリュームが減ることで、骨の張りが相対的に強調され、そういうお顔に見られやすくなります。
取らないほうがよい方
- 頬骨が張っている方(取りすぎると頬骨がより目立ちます)
- すでに頬コケがある方
このような場合は、取らない、あるいは控えめにするという判断をします。
防ぐために当院がしていること
取りすぎないことに尽きます。
バッカルファットは、年齢とともに自然に減っていったり、下垂していったりする脂肪でもあります。いまのたるみ具合を無視して必要以上に摘出してしまうと、数年後に顔の脂肪が減ったときに、頬の凹みやハリの低下が急激に目立ちやすくなります。
そのため適切な摘出量は、現在の頬の皮膚の厚みや骨格のバランスだけでなく、加齢による将来のお顔の変化まで逆算して判断する必要があります。
🔴一度摘出したバッカルファットを、完全に元の状態へ戻すことは極めて困難です。
バッカルファットは、取る量と位置のバランスで仕上がりが大きく変わります。いま取るべき量なのか、どのくらい残すべきなのかを、骨格と将来の変化まで含めて説明してくれる医師に相談することが大切です。
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7. リスク・副作用と、当院で行っている備え
痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差が生じる場合があります。
当院では、今の状態だけでなく10年後・20年後のお顔の変化まで診察で見極めたうえで、適切な摘出量を一緒に決めています。適応がないと判断した場合は、その旨をお伝えします。
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8. 税込費用
| 施術 | 料金(税込) |
|---|---|
| バッカルファット除去 | 165,000円 |
| ジョールファット除去 | 165,000円 |
| メーラーファット除去 | 165,000円 |
| ナゾラビアールファット除去 | 165,000円 |
| 顔(頬)の脂肪吸引 | 220,000円 |
| 顔(顎下)の脂肪吸引 | 220,000円 |
| カスタマイズ脂肪吸引 | 440,000円 |
麻酔は局所麻酔です(13,750円)。このほかに術後のお薬などの費用がかかる場合があります。診察で内容が決まった時点で総額をお伝えします。 各項目の料金は料金一覧ページに掲載しています。
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9. 福岡・天神でバッカルファット除去を担当する形成外科専門医 宮本東和の考え方
当院ではカウンセラーを置いていません。形成外科専門医である僕(宮本東和)が、最初のカウンセリングから手術、術後のアフターフォローまで一貫して担当します。
お一人おひとりの頬の厚みや骨格、そして将来のお顔の変化まで診察で見極めたうえで、本当に適切な摘出量を一緒に決めていく形をとっています。
傷跡のコントロールや組織の丁寧な扱いに関する知識・技術は、昭和大学の形成外科医局で積み重ねてきたものです。口腔内という自分では見えにくい部位の施術だからこそ、安心してお任せいただける体制を整えています。
術後に不安なことがあれば、当院の公式LINEでのご相談に僕自身が直接お返事することもあります。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分です。
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10. 診察までの流れ
- ①ご予約(Webからのご予約またはお電話で承っています)
- ②カウンセリング・診察(頬の厚み・骨格・将来の変化を確認し、適応と摘出量、費用、リスクをご説明します)
- ③手術(30分ほど・局所麻酔・抜糸なし)
- ④術後2〜3日(腫れのピーク。うがいで口の中を清潔に)
- ⑤1週間(腫れが落ち着いてきます)
- ⑥3か月(完成します)
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11. この記事で使った言葉の説明
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| バッカルファット | 頬の内側、奥歯の奥あたりにある深い層の脂肪です |
| 皮下脂肪 | 皮膚のすぐ下にある浅い層の脂肪です。指でつまめるのはこの層です |
| ジョールファット | 口角の横からフェイスラインにかけての脂肪です |
| メーラーファット | 頬骨の周囲の脂肪です |
| 下垂(かすい) | 組織が垂れ下がってくることです |
| 自由診療 | 公的医療保険の適用対象外の診療です |
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12. 症例
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13. あわせて読みたい
- フェイスラインの脂肪吸引はどこまですっきりするか
- 顔の脂肪吸引とバッカルファット、同時にやるべきか順番を空けるか
- 顔の脂肪吸引で後悔しないために|「脂肪を取れば小顔になる」とは限らない理由
- よくあるご質問
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よくある質問
Q. バッカルファット除去のダウンタイムは何日くらいですか?
腫れと違和感のピークは術後2〜3日です。1週間程度で落ち着く方が多く、むくみが完全に引いてフェイスラインの変化がはっきり分かるまでには1〜2週間ほどかかります。完成は術後3か月とお考えください。
Q. 仕事はいつから戻れますか?
2〜3日後が目安です。
Q. 完成はいつごろですか?
術後3か月です。
Q. 抜糸はありますか?
ありません。傷口が小さいため縫合せず、自然に塞がるのを待ちます。
Q. 顔に傷は残りますか?
残りません。口の中の粘膜を数ミリ切開して行うため、皮膚の表面に傷跡が出ません。
Q. 脂肪吸引とは何が違いますか?
取る脂肪の層が違います。浅い脂肪(皮下脂肪)を取るのが脂肪吸引、深い脂肪を取るのがバッカルファット除去です。層が違うため、脂肪吸引ではバッカルファットは取れません。
Q. 脂肪吸引と同時に受けられますか?
可能です。原因がどちらの層にあるかを診察で確認したうえでご提案します。順番の考え方は別の記事にまとめています。
Q. 口の中の傷はいつ落ち着きますか?
口の中の粘膜は他の部位より回復が早いのが特徴ですが、傷口が周囲の粘膜と馴染むまでは1〜2週間ほどかかることが多いです。
Q. 食事はいつから普通に摂れますか?
食事に制限はありません。手術当日から普通にお召し上がりいただけます。 ただし食後のうがいは必ず行ってください。口の中を切開しているため、清潔に保つことが回復を早めます。
Q. 口が開けにくくなりますか?
当日から2〜3日は、口を大きく開けにくいツッパリ感が出やすい時期です。無理に開けようとせず安静にお過ごしください。
Q. ダウンタイム中に避けたほうがよいことはありますか?
飲酒、長時間の入浴やサウナ、激しい運動は腫れや内出血を悪化させるため避けてください。喫煙も傷口の治りを遅くします。
Q. 摘出しすぎて将来頬がこけることはありませんか?
取りすぎれば可能性はあります。特に頬骨が張っている方はこけやすくなります。 バッカルファットは加齢とともに自然に減っていく脂肪でもあるため、当院では将来のお顔の変化まで考慮して適切な摘出量をご提案しています。
Q. 取らないほうがよいのはどんな方ですか?
頬骨が張っている方(取りすぎると頬骨がより目立ちます)と、すでに頬コケがある方です。診察で判断させてください。
Q. 一度取った脂肪は元に戻せますか?
完全に元の状態へ戻すことは極めて困難です。だからこそ、最初の診察で摘出量をしっかり相談しておくことが大切です。
Q. 費用はいくらですか?
バッカルファット除去の施術料は165,000円(税込)です。麻酔は局所麻酔で、このほかに術後のお薬などの費用がかかる場合があります。診察で内容が決まった時点で総額をお伝えします。
Q. 麻酔は何を使いますか?
局所麻酔です。施術時間は30分ほどです。
Q. 頬の内側をよく噛んでしまうのですが、改善しますか?
そういった方にも適している施術です。診察でご相談ください。
Q. 妊娠中・授乳中でも受けられますか?
妊娠中の手術はお受けしておりません。授乳中の場合は手術が可能ですが、術後数日、授乳を止めていただく可能性があります。
Q. 持病や飲んでいる薬があっても受けられますか?
診察時に必ずお申し出ください。血液をサラサラにするお薬などを飲まれている場合は、主治医の先生に手術の可否と中止・再開の時期をあらかじめご確認ください。
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費用とリスク・副作用について
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。記載の料金はすべて税込です。施術料のほかに麻酔代・術後のお薬などが別途必要になる場合があります。※リスク・副作用=痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差が生じる場合があります。※効果や仕上がりには個人差があります。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。