顔の脂肪吸引を検討中の方へ ダウンタイムと拘縮はいつまで続くの?
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は「顔の脂肪吸引のダウンタイムはどれくらいですか」「硬さや凹凸が出ると聞いたのですが、それはいつまで続きますか」というご質問についてお話ししていきます。
福岡市の天神や大名エリアでカウンセリングをしていると、施術そのものよりも、術後にどれくらい人前に出られない期間があるのかを心配されている方がとても多いです。特に顔は隠しにくい部位ですので、当然のご不安だと思います。
今日は形成外科専門医の視点で、腫れや内出血がどう変わっていくのか、そして多くの方がつまずきやすい拘縮という現象について、時期ごとに整理してお話ししていきますね。
顔の脂肪吸引でダウンタイムが出る仕組み
脂肪吸引は、細い管を入れて脂肪の層だけを取り除く手術です。皮膚の下にあった脂肪が減ることで、体はその空間を埋めようとして治そうとする反応を起こします。この治る過程そのものが、腫れや硬さとして表に出てきます。
つまりダウンタイムは失敗ではなく、組織が落ち着いていく途中の状態だとご理解いただくのが出発点になります。
腫れとむくみ
手術による刺激と麻酔で使用した水分の影響で、直後から数日は顔全体がふくらんだように見えます。朝起きたときに強く、夕方にかけて軽くなるという波を繰り返しながら少しずつ引いていきます。
内出血
細い血管が傷つくことで、あご下や頬に青紫色の変色が出ることがあります。時間とともに黄色みを帯びて薄くなっていくのが一般的な経過です。出方には個人差があり、まったく目立たない方もいらっしゃいます。
拘縮による硬さと凹凸
脂肪を取ったあとの空間が埋まっていく過程で、皮膚の裏側が一時的に硬く縮んだように感じられる時期があります。これが拘縮と呼ばれる状態です。
触ると板のように硬い、笑うと引きつれる、片側だけ凸凹して見えるといった感じ方をされる方が多く、事前にご存じないと不安が大きくなりやすい部分です。多くの場合は経過とともにやわらぎ、なめらかさが戻っていきます。
ダウンタイムの経過の目安
当日から3日目
腫れがもっとも強く出る時期です。フェイスバンドなどで圧迫を行いますので、外出は控えめにしていただくほうが安心です。痛みは強い痛みというより、押されるような重だるさとして感じる方が多い印象です。
4日目から1週間
腫れのピークを越え、輪郭が少しずつ見えてきます。内出血が出ている場合はこの時期に色が変わり始めます。抜糸が必要な場合はこのあたりで行いますので、来院の予定を入れておいてください。
2週間から1か月
ぱっと見の腫れは目立たなくなり、マスクなしでも過ごせるようになる方が増えてきます。ただし触ると硬さが残っており、ここから拘縮を感じやすくなります。
1か月から3か月
拘縮がもっとも気になりやすい時期です。硬さ、引きつれ、左右差、部分的な凹みなどを自覚される方がいらっしゃいますが、この時点の見た目は完成形ではありません。不安から追加の施術を急ぐ方がおられますが、判断を焦らないことをおすすめしています。
3か月から6か月
硬さが徐々にほぐれ、皮膚が下の組織になじんでいきます。硬さが残る期間には個人差があります。自然な仕上がりになるまでの目安は1〜3か月です。硬さなどが気になる場合は、その後も経過を確認します。
拘縮が出ている時期の過ごし方
圧迫は指示された期間を守る
圧迫は腫れを抑えるだけでなく、皮膚を下の組織に均一になじませる意味もあります。自己判断で早くやめてしまうと、余った皮膚がたるんだ形で落ち着いてしまうことがあります。日数や締め方は状態によって変えますので、迷ったらご連絡ください。
マッサージは開始時期を確認してから
硬さが気になると早く揉みほぐしたくなりますが、傷が落ち着かないうちに強く触ると内出血や炎症の原因になります。始めてよい時期と強さは診察でお伝えしていますので、その範囲で行っていただくのが安全です。
比べる対象を毎日変えない
鏡を見るたびに違う角度で確認すると、左右差が強調されて見えてしまいます。同じ場所、同じ明るさで写真を残していただくと、変化を落ち着いて追えます。
不安なときは自己判断せず相談する
経過の範囲内の硬さなのか、それとも別の対応が必要な状態なのかは、触って確かめるのが確実です。当院では術後の経過についてもご相談を受けていますので、気になったタイミングでご連絡いただいて構いません。
ダウンタイムが長引きやすい方の傾向
皮膚のたるみがもともとある方
脂肪が減った分だけ皮膚が縮んでくれるかどうかは、年齢や皮膚の弾力によって差があります。たるみが強い方は、脂肪吸引だけでは輪郭がすっきりしないことがあり、引き上げる方法との組み合わせを検討したほうがよい場合があります。
脂肪ではなく筋肉や骨格が原因の方
フェイスラインのもたつきの原因が、脂肪ではなく咬筋の張りや骨格にあるケースがあります。この場合は吸引しても変化を感じにくく、結果として経過に納得できないまま時間が過ぎてしまいます。原因の切り分けは手術前にしっかり行うべきところです。
取る量が多すぎた場合
たくさん取るほど小顔になると考えられがちですが、取りすぎるとこけて見えたり、皮膚が薄くなって凹凸が出やすくなったりします。顔は残す量の設計がとても大切な部位です。他院での手術後に凹凸が気になるというご相談もお受けしています。
アルテラクリニックのご相談について
当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身がカウンセリングから施術、術後のアフターフォローまで一貫して担当しています。
1人あたり1時間のカウンセリング枠を設けていますので、実際に触らせていただきながら、もたつきの原因が脂肪なのか皮膚のたるみなのか、どの層をどれだけ残すのが適切かを整理してご説明しています。
お仕事や大切なご予定から逆算して、いつ受けるのがよいかを一緒に考えることもできます。脂肪吸引が向いていないと判断した場合は、その理由も率直にお伝えしますので、まずは診断だけという目的でお越しいただいて構いません。
手術が怖い、麻酔が苦手という方には快眠麻酔もご用意しています。スタッフは看護師のみで構成し、完全予約制でご案内しておりますので、待合で長くお待たせすることもありません。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分ですので、お仕事帰りやお出かけのついでにもお立ち寄りいただけます。
よくある質問
Q. 顔の脂肪吸引は何日休みを取ればよいですか
腫れの出方には個人差がありますが、圧迫を行う最初の数日はご自宅で過ごしていただくほうが安心です。人と接するお仕事の場合は一週間ほど余裕を見ておくと落ち着いて過ごせます。ご予定に合わせて時期を逆算しますので、カウンセリングでお聞かせください。
Q. 拘縮の硬さはいつごろやわらぎますか
多くの方は1か月から3か月ごろに硬さを強く感じ、その後ゆるやかにやわらいでいきます。半年ほどかけてなじんでいく経過とお考えください。感じ方には差がありますので、気になる時期には診察で状態を確認しています。
Q. 凸凹しているように見えますが、このまま残りますか
拘縮の時期は部分的に硬さの差が出て、凹凸として見えることがあります。時間の経過でならされていくことが多い一方、状態によっては対応を検討する場合もあります。自己判断で強く揉まず、まずはご相談ください。
Q. マッサージは自分でやったほうがよいですか
始めてよい時期と強さは、傷の治り方や状態によって変わります。早すぎる時期に強く行うと内出血や炎症につながることがありますので、診察でお伝えした範囲で行っていただくようご案内しています。
Q. 他院で受けた脂肪吸引の凹凸でも相談できますか
はい、他院での手術後のご相談も承っています。経過の途中で落ち着く見込みがあるのか、脂肪の取り残しやたるみが関係しているのかによって考え方が変わりますので、触診で状態を確認したうえで見立てをお伝えしています。
ご相談・ご予約はこちらから
顔の脂肪吸引は、どれだけ取るかよりも、どこにどれだけ残すかで印象が決まる手術です。そしてダウンタイムは、正しく経過を知っているだけで不安がぐっと小さくなります。
ご自身のもたつきが脂肪によるものなのかどうかも含めて、まずは一度、鏡の前で一緒に確認させてください。フェイスラインが気になる、という一言だけで大丈夫です。当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。
お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
- ご予約フォームはこちら
- LINEでのご相談はこちら
焦らずに経過を確認することが大切です。今の状態を正しく知るところから、一緒に整えていきましょう。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
脂肪吸引 顔(頬・顎下):腫れ、内出血、痛み、むくみ、赤み、つっぱり感、しびれ、知覚の変化、硬さ、拘縮、左右差、凹凸、傷跡、色素沈着、血腫、感染、血清腫、皮膚のたるみ、仕上がりの個人差などが生じる場合があります。まれに追加処置や修正施術が必要となることがあります。
他院修正:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。