まぶたが腫れぼったい方へ 脂肪を取れば二重はすっきりするのか
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は「まぶたが腫れぼったいのですが、脂肪を取ればすっきりしますか」というご相談についてお話ししていきます。
福岡市の天神や大名エリアでカウンセリングをしていると、二重にしたいけれど厚みのせいで似合わない気がする、アイプチをしても線が食い込まない、写真に写った目元がぼてっとして見える、といったきっかけでご相談に来られる方がとても多いです。
ここで大事なのは、腫れぼったさの原因は一つではなく、どこに厚みがあるかによって取るべきものも、取ってはいけないものも変わるということです。
今日は形成外科専門医の視点で、その見分け方と、脂肪を取りすぎて後悔しないための考え方をお話ししていきますね。
腫れぼったいまぶたには、いくつか違う原因があります
皮膚そのものが厚いタイプ
まぶたの皮膚は体の中でもっとも薄い部分ですが、それでも厚みには個人差があります。皮膚が厚い方は、二重の線を作っても折り込まれる皮膚の量が多くなるため、線が浅く見えたり、幅が狭く戻ったりしやすくなります。
このタイプは脂肪を取っても劇的にすっきりするわけではなく、線の設計そのものを控えめにするほうが自然に仕上がります。
眼窩脂肪が多いタイプ
まぶたの奥には眼球を守るクッションの役割をする脂肪があります。これが多い方は、目を閉じたときにまぶたがふっくらと盛り上がって見えます。脂肪が関わっているかどうかは、診察で確認します。切開を伴う手術のときに量を見ながら調整できる部分になります。
眼輪筋下脂肪が厚いタイプ
まぶたを閉じる筋肉の下にある脂肪の層で、まつ毛の少し上から眉のあたりまで広がっています。ここが厚い方は、二重のラインを作る位置にちょうど厚みが乗ってくるため、線が食い込みにくく、幅を出すほど重たく見えやすくなります。
腫れぼったさの正体がこの層であることは意外と多く、外から見ただけでは判断が難しい部分でもあります。
むくみや加齢の要素が混ざっているタイプ
朝と夕方で見え方が違う、寝不足やお酒の翌日に強く出るという場合は、むくみの影響が大きいと考えられます。また年齢とともに皮膚がゆるんでくると、脂肪の量は変わっていなくても厚ぼったく見えます。この場合は脂肪を減らすより、ゆるんだ部分をどう扱うかという発想に切り替えたほうが結果が安定します。
脂肪を取れば二重はすっきりするのか
結論から申し上げますと、脂肪が厚みの主な原因になっている方には有効ですが、脂肪を取ること自体が目的になってしまうと満足しづらい結果になりやすいです。
まぶたの脂肪は、単に邪魔なものではなく、目元のふくらみやなめらかさを作っている組織でもあります。減らせば減らすほどすっきりするというものではなく、必要な量を残したうえで、余っている分だけを整えるという発想が欠かせません。
また、皮膚の厚みが主な原因の方が脂肪だけを処理しても、思ったほど変化を感じられないことがあります。逆に脂肪が厚い方に線だけを作ると、幅のわりに食い込みが浅く、眠たそうな目元になることもあります。どこに厚みがあるのかを先に見極めることが、遠回りのようで一番の近道です。
腫れぼったいまぶたで検討する主な方法
埋没法で線の設計を工夫する
厚みがそれほど強くない方や、まずは切らずに試したい方は、埋没法で幅を控えめに設計するという選択があります。厚いまぶたに無理に広い幅を作ろうとすると糸に負担がかかって緩みやすくなりますので、食い込みが保てる範囲で設計することが長持ちにつながります。
切開を伴う手術で厚みを整える
厚みがしっかりある方や、埋没では食い込みが保てなかった方には、切開したうえで余分な組織を必要な範囲だけ処理し、ラインを固定する方法を検討します。
まぶたの構造を直接確認しながら、皮膚、脂肪、筋肉のどこをどれだけ扱うかを判断できるのがこの方法の利点です。腫れの引き方は埋没より時間がかかりますので、ご予定と合わせて時期を決めていきます。
まぶたの開きが関わっている場合
まぶたを持ち上げる力が弱くなっている方は、目を開けようとして眉を上げる癖がつき、その結果としてまぶたの重さや腫れぼったさが強調されて見えることがあります。
この場合、厚みだけを処理しても開けにくさは残りますので、まぶたの開き自体を診たうえで方針を決める必要があります。原因を取り違えたまま手術に進んでしまうのが、この領域でもっとも避けたいことです。
腫れぼったいまぶたの手術で後悔しやすいポイント
脂肪を取りすぎてくぼんでしまう
厚みを消したい一心で脂肪を多く取ると、数年後に目の上がくぼんで見え、かえって疲れた印象になることがあります。いったん取った脂肪は元に戻せませんので、後から注入で足す治療が必要になることもあります。当院では、若いうちに取りすぎないという方針を大切にしています。
幅を広く設定しすぎる
厚みのあるまぶたで幅を広く取ると、皮膚が折り込まれる量が増え、まぶたがさらに重たく見えることがあります。写真で見た理想の幅と、ご自身のまぶたで自然に見える幅は違うことのほうが多いです。鏡の前でシミュレーションをしながら、無理のない範囲を一緒に決めていくことをおすすめしています。
厚みの原因を確かめないまま術式を決めてしまう
脱脂という言葉だけが先行して、ご自身の厚みがどの層から来ているのかを確認しないまま手術に進むと、期待していた変化が得られないことがあります。皮膚なのか、脂肪なのか、まぶたの開きなのか。ここを診察で切り分けてから術式を選ぶだけで、結果の満足度はずいぶん変わります。
アルテラクリニックのご相談について
当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身がカウンセリングから施術、術後のアフターフォローまで一貫して担当しています。
1人あたり1時間のカウンセリング枠を設けていますので、実際に目を閉じていただいたり、まぶたを軽く押さえて厚みの出どころを確かめたりしながら、腫れぼったさの原因が皮膚なのか、脂肪なのか、まぶたの開きなのかを整理してご説明しています。
埋没で足りる方に切開をおすすめすることはありませんし、切開が必要だと判断した場合はその理由も率直にお伝えします。他院での二重の仕上がりにお悩みの方の修正のご相談にも対応しています。
手術が怖い、麻酔が苦手という方には快眠麻酔もご用意しています。スタッフは看護師のみで構成し、完全予約制でご案内しておりますので、待合で長くお待たせすることもありません。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分ですので、お仕事帰りやお出かけのついでにもお立ち寄りいただけます。
よくある質問
Q. まぶたの脂肪を取るだけで腫れぼったさはなくなりますか
脂肪が厚みの主な原因になっている方であれば変化を感じていただけますが、皮膚の厚みが主な原因の方では思ったほどすっきりしないことがあります。どの層に厚みがあるのかによって結果が変わりますので、まずは診察で原因を切り分けるところから始めます。
Q. 腫れぼったいまぶたでも埋没法はできますか
できないわけではありません。ただし幅を広く設定すると食い込みが保ちにくく、緩みやすくなる傾向があります。厚みのある方は控えめな幅で設計するほうが自然で長持ちしやすいですので、その方のまぶたに合った範囲をご提案しています。
Q. 取った脂肪はまた戻ってきますか
処理した分がそのまま元に戻るというものではありません。ただし体重の増減やむくみによって見え方が変わることはあります。逆に取りすぎた場合は年月とともにくぼんで見えることがありますので、残す量の判断が重要になります。
Q. ダウンタイムはどれくらい見ておけばよいですか
埋没法のみの場合は、強い腫れは数日から一週間ほどで落ち着いてくる方が多く、切開を伴う場合は二週間ほどで人目に立ちにくくなり、細かな変化が落ち着くまでには数か月かかるとお考えください。腫れの出方には個人差がありますので、大切なご予定がある場合は逆算して時期を決めていきましょう。
Q. まぶたが厚いと言われましたが、若いうちに手術しても大丈夫でしょうか
年齢やまぶたの状態、将来の変化を踏まえた判断が必要ですが、若い時期に脂肪を多く取ってしまうと、後年くぼみが目立ちやすくなることがあります。将来の変化まで見越して、今どこまで手を加えるかを一緒に考えていくのがよいと思います。
ご相談・ご予約はこちらから
まぶたの腫れぼったさは、皮膚なのか、脂肪なのか、まぶたの開きなのかで打つ手がまったく変わります。ご自身で見分けるのは難しい部分ですので、まずは一度、鏡の前で一緒に確認させてください。厚みが気になる、という一言だけで大丈夫です。
当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
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厚みのあるまぶたは、まぶたの状態に合わせて二重のラインを検討します。焦って取りすぎず、残すべきものを残しながら、一緒に整えていきましょう。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
二重埋没:腫れ(数日〜1週間程度)、内出血(1〜2週間程度)、痛み・違和感、左右差が生じる可能性、二重幅の変化、ラインが薄くなる・取れる可能性、感染、糸が露出する可能性、ごくまれに再施術が必要となる場合があります
全切開二重:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
眼瞼下垂:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
他院修正:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。