奥二重が気になる方へ 埋没法で幅は出せるのか、切開が必要なのか
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は奥二重についてお話ししていきます。福岡市の天神や大名でカウンセリングをしていると、一重ではないけれど二重とも言いにくい、という言い方でご相談に来られる方が本当に多いです。
線はあるのにまぶたの皮膚に隠れてしまう、朝はあるのに夕方には消えている、片目だけ奥二重になっている。同じ奥二重という言葉でも、中身はかなり違います。そして、出せる幅も人によって大きく変わります。そこを整理していきます。
奥二重は、まぶたのどこで決まっているのか
線がないのではなく、隠れている状態です
奥二重の多くは、二重のラインそのものが存在していないわけではありません。ラインはできているのに、その上に乗っている皮膚や脂肪に厚みがあり、皮膚がかぶさって二重の幅が見えにくくなっている。見た目には一重に近く見えても、まぶたを軽く持ち上げると線が確認できる方が多くいらっしゃいます。
ですので、診察では線がどこにあるのかよりも、その線が何によって隠されているのかを見ています。隠している要素が何かによって、選ぶ方法が変わってくるからです。
奥二重になりやすいまぶたの条件
関わってくるのは主に四つです。皮膚の厚み、まぶたの中にある脂肪の量、目頭を覆う蒙古襞の張り、そしてまぶたを持ち上げる力。日本人のまぶたは皮膚が厚めで脂肪も多い傾向があり、蒙古襞が強い方も少なくありません。奥二重が多いのは体質のせいというより、この条件の組み合わせによるものです。
逆に言えば、どの条件が主役になっているかが分かれば、何をすれば幅が出るのか、どこまでなら自然に見えるのかも見えてきます。
タイプ別に見た、奥二重の変えやすさ
皮膚の厚みと脂肪が主役のタイプ
まぶたを触ると厚みを感じ、指で軽く持ち上げないと線が出てこないタイプです。この場合、線を作るだけでは折り返しの力に負けて、作った幅が沈んでしまうことがあります。厚みの内訳、つまり皮膚が厚いのか、脂肪が多いのかを分けて確認したうえで、厚みを減らす処置を組み合わせるかどうかを考えます。
目頭側で線が吸い込まれるタイプ
正面から見ると、目頭に近づくほどラインが細くなり、最後は睫毛に吸い込まれて消えている。蒙古襞がラインを内側へ引き込んでいる状態です。この場合、幅だけを広げても目頭側の見え方は変わらず、外側だけが広い不自然な形になりやすいです。目頭の張りをどう扱うかを、あわせて考える必要があります。
もともと二重で、後から奥二重になったタイプ
若い頃は二重だったのに、年々幅が狭くなり、今は奥二重に近いという方がいらっしゃいます。この場合は、まぶたを持ち上げる力が落ちてきていることが背景にある可能性があります。線の作り方だけの問題ではないため、幅を広げる方向だけで進めると、眠たそうな印象が残ってしまうことがあります。
骨格と眼球の位置が関わるタイプ
眉と目の距離が近い方は、構造的に幅が出にくく、広げても食い込みだけが強く見えることがあります。ここは無理に広げる場所ではありません。どこまでが自然に見える範囲なのかを、手術の前に共有しておくことが大切です。
奥二重の二重整形で起きやすい失敗
幅を欲張って、食い込みだけが目立つ形になる
奥二重の方ほど、はっきりした幅への憧れが強い傾向があります。ただ、厚みのあるまぶたに広い幅を作ると、開いたときの重さが増し、線の食い込みばかりが目立つ形になることがあります。幅は広いほど良いわけではなく、まぶたの厚みに見合った範囲で決めるものです。
埋没法だけで無理に幅を出し、短い期間で戻る
埋没法は負担の少ない方法ですが、厚みが強いまぶたに広い幅を設定すると、糸にかかる力がそれだけ大きくなります。結果として、思ったより早く食い込みが浅くなることがあります。方法の優劣ではなく、まぶたの条件に対して設定が過大かどうかの問題です。
目頭側だけを見て、全体のバランスを崩す
蒙古襞に対する処置は有効な選択肢ですが、必要以上に開くと目頭が鋭くなり、周囲から見た印象が変わりすぎることがあります。どこまで開くかは、目と目の距離や鼻筋との関係を含めた顔全体で決めていきます。
アイプチで作っていた幅を、そのまま基準にしてしまう
アイプチやテープで長く幅を作ってこられた方は、皮膚が伸びて線の跡がついている場合があります。その状態で見えている幅を基準にすると、手術後に想定より広く見えてしまうことがあります。普段どう作っていたかは、遠慮なくお話しください。仕上がりの予測に必要な情報です。
アルテラクリニックでの考え方
当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身が、カウンセリングから手術、術後のフォローまで一貫して担当しています。
奥二重のように、皮膚の厚み、脂肪の量、蒙古襞の張りを実際に触って確かめる必要がある悩みでは、診察した人間がそのまま手術を行うことの意味は小さくありません。指先で確認した厚みを、そのまま設定に反映できるからです。
カウンセリングは一人あたり一時間の枠を設けています。奥二重を二重にしたい、という言葉だけを持ってきていただければ十分です。今のまぶたで出せる幅はどこまでか、埋没法で足りるのか、切開や目頭側の処置を組み合わせたほうがよいのか。
できることと、できないことを分けてご説明します。今は何もしないほうがよいと判断した場合は、その通りにお伝えします。他院で受けられた二重整形の修正のご相談も承っています。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅や赤坂駅から歩いていただける場所です。福岡市内にお勤めの方であれば、仕事帰りにも寄っていただきやすい立地です。
よくある質問
Q. 奥二重でも、埋没法で二重の幅を出すことはできますか
出せる方もいらっしゃいますし、難しい方もいらっしゃいます。分かれ目になるのは、まぶたの厚みと、ご希望の幅がその厚みに見合っているかどうかです。
厚みが強い方が広い幅を埋没法だけで作ると、持ちが短くなったり、腫れぼったさが残ったりすることがあります。診察では、埋没法で狙える範囲を先にお伝えしたうえで、判断していただいています。
Q. 奥二重を平行型の二重にすることはできますか
蒙古襞の張りによります。襞が強い方は、幅を広げても目頭側で線が吸い込まれるため、平行に見せるには目頭側の処置をあわせて検討することになります。ただし、すべての方が平行型に向いているわけではありません。目と目の距離や鼻筋との関係によっては、末広型のほうが自然に見える方も多くいらっしゃいます。
Q. 朝は二重で、夕方には奥二重に戻ります。手術で安定しますか
むくみや、まぶたを開く力の日内変化によって、時間帯で幅が動く方は少なくありません。手術でラインを固定すれば、この変動は小さくなることが多いです。ただし、持ち上げる力そのものが弱い場合は、線を作るだけでは夕方の重さが残ることがありますので、その点を先に確認したうえで方針を決めます。
Q. 片目だけ奥二重なのですが、左右を揃えることはできますか
近づけることはできますが、完全に同じにすることはできません。左右のまぶたは、皮膚の厚み、脂肪の量、開く力がもともと違っていることがほとんどだからです。どちらの側に合わせるのか、どこまで揃えるのかを診察で共有したうえで進めます。仕上がりにも左右差は残る前提でお考えください。
Q. まぶたの脂肪を取れば、奥二重は解消しますか
脂肪の量が厚みの主役になっている方には有効です。一方で、皮膚そのものが厚いことが主役の方が脂肪だけを減らしても、期待したほどすっきりしないことがあります。また、減らしすぎるとくぼんだ印象につながることもあるため、量の判断は慎重に行う必要があります。まずは厚みの内訳を確認するところからです。
ご相談・ご予約はこちらから
奥二重は、まぶたの条件によって出せる幅がはっきり変わります。だからこそ、他の方がどうだったかではなく、ご自身のまぶたで何ができるのかを知るところから始めていただきたいです。今の状態を確認するだけでも構いません。
当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
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どこまで変えられるのか分からない、という状態のままで構いません。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
二重埋没:腫れ(数日〜1週間程度)、内出血(1〜2週間程度)、痛み・違和感、左右差が生じる可能性、二重幅の変化、ラインが薄くなる・取れる可能性、感染、糸が露出する可能性、ごくまれに再施術が必要となる場合があります
全切開二重:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
目頭・目尻切開:腫れ、内出血、左右差、目のゴロゴロ感、一時的なドライアイ、感染、目頭の傷跡の盛り上がり(肥厚性瘢痕)、傷跡、赤み、希望のデザインとの差異
眼瞼下垂:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
他院修正:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。