オトガイ形成 ルフォー1型 人中短縮

面長が気になる方へ 顔の長さは整形でどこまで変えられるのか

こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は、面長という悩みについてお話ししていきます。福岡市の天神や大名でのカウンセリングでも、顔が長いのが気になります、というご相談は少なくありません。

ただ、この悩みには少し厄介なところがあります。面長という言葉はひとつでも、原因は人によってまったく違うということです。顔のどこが長いのかを確かめないまま治療を選ぶと、時間もお金もかけたのに印象が変わらない、ということが起こります。

順番に整理していきます。

顔が長く見えるとき、どこが長いのかを先に決めます

顔は上・中・下の三つに分けて見ます

診察では、生え際から眉、眉から鼻の下、鼻の下からあごの先までの三つに分けて顔を見ています。この三つがおおよそ同じくらいの長さのとき、バランスが取れて見えます。面長が気になる方は、このどこか一か所、あるいは二か所が他より長くなっています。

鏡の前でご自身の顔を三分割してみると、どこが間延びしているのか、なんとなく見当がつくはずです。実際の診察では、それを正面と横顔の両方で確認します。

数字よりも、隣り合う部分との関係で判断します

何センチだから長い、という絶対的な基準はありません。同じ長さでも、輪郭の幅が広い方では気にならず、幅が細い方では長く見えます。目と目の距離、鼻の高さ、あごの前後の位置。周りの要素との関係で、長さの見え方は変わります。

ですので、長さの数字だけでは治療方法を決められません。見ているのは長さそのものではなく、全体のなかでの比率です。

原因別に、長さの出どころを分けて考えます

中顔面が長い場合

目の下から鼻の下までの距離が長いタイプです。ここは骨の高さそのものが関わる部分で、骨の手術が適するかどうかを、骨格や噛み合わせの状態から判断する領域です。

骨の手術が適さない場合は、長さを削るのではなく、頬の高い位置にボリュームを持たせて余白を目立たなくする、目元の印象を強めて視線を上に集める、といった見え方の調整が中心になります。長さを変える治療ではないという点は、最初にご理解いただく必要があります。

鼻の下(人中)が長い場合

鼻の下から上唇までが長いタイプです。ここは面長の印象に想像以上に影響します。人中短縮術によって実際に距離を縮められる部分ですので、原因がここにある方には変化を感じていただきやすい領域です。

ただし、短くできる量には限りがあります。何ミリでも縮められるわけではなく、鼻の形や上唇の厚み、笑ったときの歯の見え方を考えたうえで、無理のない範囲を決めます。

下顔面が長い場合

鼻の下からあごの先までが長いタイプです。あごの骨が下方向に長い場合は、オトガイ形成という骨の手術で縦の長さを短くすることが可能です。輪郭のなかでは変化の実感が大きい手術になります。

一方で、あごが長いのではなく、あごが後ろに引っ込んでいるために横顔が間延びして見えている方もいます。この場合に長さを削ると、かえって輪郭が弱くなります。長いのか、引っ込んでいるのか。ここを取り違えないことが重要です。

たるみによって下半分が間延びしている場合

年齢とともに頬の組織が下がると、顔の下半分に重さが集まり、縦に伸びた印象になります。骨格は変わっていないのに、以前より顔が長くなった気がするという方は、このタイプであることが多いです。

このケースで骨や人中に手を加えても、悩みの原因には届きません。必要なのは引き上げの治療です。

輪郭の幅が細く、相対的に長く見える場合

顔の縦の長さは平均的でも、横幅が細いために長く見えている場合があります。エラや頬骨を削る手術は小顔になる治療として知られていますが、このタイプの方が受けると、幅が減って面長がより強調されることがあります。

小顔にしたいという希望と、面長を和らげたいという希望は、方向が逆になることがあります。ここは慎重に確認します。

面長の相談で起きやすい失敗

原因を確かめずに、よく知られた手術を選んでしまう

人中短縮やあごの骨切りは、面長の治療として広く知られています。ですが、中顔面が長い方が人中を短くしても、たるみが原因の方があごを削っても、悩みは残ります。手術そのものが問題なく終わっても、対象がずれていれば求めていた変化にはつながりません。

一か所を変えすぎて、別の不自然さが出る

人中を短くしすぎると、鼻の下が詰まった印象になったり、笑ったときに歯茎が見えやすくなったりします。あごを削りすぎれば、輪郭の力が抜けて頼りない横顔になります。面長の治療は、足りない分を補う発想よりも、全体の比率を整える発想で組み立てるほうがうまくいきます。

顔の長さだけを見て、横顔を見ていない

面長は正面の悩みとして語られますが、判断材料の半分は横顔にあります。あごの前後の位置、鼻の高さ、口元の突出。これらを抜きに縦の長さだけを扱うと、正面は変わっても横顔のバランスが崩れることがあります。

アルテラクリニックでの考え方

当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身が、カウンセリングから手術、術後のフォローまで一貫して担当しています。面長のように原因の切り分けが必要な悩みでは、診察した人間がそのまま執刀することの意味は小さくありません。

どこが長いのか、どこは触らないほうがよいのかを、その場で判断してご説明します。

カウンセリングは一人あたり一時間の枠を設けています。面長という言葉だけを持ってきていただければ十分です。三分割の比率と横顔を確認して、原因がどこにあるのか、そこに対して何ができて何ができないのかを、順を追ってお話しします。

骨格そのものは変えられないと判断した場合は、その事実も含めて正直にお伝えします。他院で受けられた治療の結果が思うようにならず、次をどうするか迷っている方のご相談にも対応しています。

当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅や赤坂駅から歩いていただける場所です。福岡市内にお勤めの方や通学中の方であれば、仕事や学校の帰りにも寄っていただきやすい立地です。

よくある質問

Q. 面長は整形で必ず改善できますか

原因によります。鼻の下やあごの長さが理由であれば、実際に縮められる余地があります。一方、目の下から鼻の下までの中顔面が長い場合は、骨の手術が適するかどうかを診察で判断し、適さない場合は見え方を整える方向の治療を検討します。

ですので、まず原因を確かめることが先です。診察では、必ずしも手術が必要ないと判断してお伝えすることもあります。

Q. 人中短縮とあごの骨切り、どちらを先に受けるべきですか

どちらが原因の中心かによって決まります。三分割で見たときに鼻の下が長いのか、あごが長いのかで優先順位は変わります。両方に理由がある場合は、影響の大きいほうから順に組み立てることが多いですが、ダウンタイムの取りやすさやご予定によっても順番は変わります。順番を含めて診察でご提案します。

Q. 小顔にしたいのですが、エラを削ると面長が強調されますか

その可能性はあります。縦の長さが平均的で横幅が広い方であれば、幅を減らすことでバランスが整います。ですが、もともと幅が細く縦に長い方が幅を削ると、面長の印象が強まることがあります。小顔と面長改善は同じ方向とは限りませんので、どちらを優先されたいのかを含めて確認させていただきます。

Q. 切らない方法で面長を和らげることはできますか

できる範囲はあります。頬の上部にボリュームを補って余白を目立たなくする、あごの前後の位置を注入で整えて横顔のバランスを変える、といった方法です。ただし、これらは長さそのものを縮める治療ではありません。

手術と同じ変化を期待されると差を感じられますので、何を目的にするかを整理したうえで選んでいただく必要があります。

Q. 年齢とともに顔が長くなった気がするのですが、骨格が変わったのでしょうか

骨の形が短期間で大きく変わることは通常ありません。多くの場合は、頬の組織が下がって顔の下半分に重さが集まり、縦に伸びた印象になっています。この場合に必要なのは長さを削る治療ではなく、下がったものを戻す治療です。

原因が加齢による変化なのか、もともとの骨格なのかで対応が変わりますので、診察で切り分けます。

ご相談・ご予約はこちらから

面長という悩みは、原因の切り分けさえできれば、やるべきことがはっきりします。逆に言えば、切り分けをしないまま治療を選ぶことが、この悩みで遠回りしてしまう一番の理由です。顔のどこが長いのか、それは変えられる場所なのか。

そこから一緒に整理していきましょう。当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。

原因が分からないという状態のままで構いません。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。

リスク・副作用について

人中短縮:術後は腫れ・内出血・赤み・痛み・つっぱり感が生じる場合があります。個人差はありますが、数日〜数週間かけて徐々に落ち着いてきます。

オトガイ形成:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差

エラ形成:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差

頬骨骨切り:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差

ルフォー1型:痛み、腫れ、内出血、むくみ、出血、感染、血腫、知覚の低下・しびれ(上唇・頬・前歯の歯ぐきなど)、噛み合わせのずれ・後戻り、鼻づまり・鼻血、小鼻の幅が広がるなど鼻の形の変化、上顎洞炎、歯の知覚の変化、左右差、プレートやスクリューによる感染・違和感、骨の癒合の遅れ、麻酔に伴う合併症、仕上がりに対するイメージの差

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や見え方の変化には個人差があります。

※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。

この記事を書いた人

アルテラクリニック

院長 宮本東和

昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。

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