輪郭の骨切りを検討中の方へ 腫れと食事、仕事復帰はいつからなのか
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は、エラや頬骨、顎の骨切り手術を受けたあとの経過についてお話ししていきます。腫れがどう引いていくのか、食事はいつから戻せるのか、仕事にはいつ復帰できるのか。
福岡市の天神や大名でカウンセリングをしていると、手術を受けるかどうかよりも、どれくらい休みを取ればいいのかが決まらずに踏み出せないという方が本当に多いです。
骨切りは美容外科の手術の中でも回復に時間がかかる部類ですので、見通しを先に持っておくことが何より大事です。順番に整理していきます。
骨切りの回復は他の施術と分けて考える
二重や注入の感覚で骨切りの休みを見積もると、まず足りません。骨を切って動かし、そのまわりの筋肉や粘膜も操作しますので、体の反応としての腫れが大きく出ます。しかも顔の中でも口の中から入る手術が多く、食事と会話という毎日必ず使う機能に直接影響します。
もう一つ知っておいていただきたいのは、腫れが引く速さと骨がつく速さは別だということです。見た目が落ち着いてきても、骨の固定部が安定するまでにはもう少し時間がかかります。この二つを混同すると、動いていい時期の判断を誤ります。
腫れと内出血の経過
手術当日から3日目まで
腫れがもっとも強くなるのはこの時期です。手術翌日より2日目、3日目のほうが腫れているように見えることが多く、驚かれる方が少なくありません。術後にみられる経過ですが、急な悪化や気になる症状はご相談ください。
頬から顎、首のあたりまで張ったような感覚があり、口も開けにくくなります。この時期は冷やしながら、頭を高くして休むことに専念していただきます。
1週間から2週間
腫れの山を越え、日ごとに引いていくのを実感できる時期です。内出血が出ていた場合は、青紫から黄色へと色が変わって薄れていきます。
1週間前後で抜糸や固定の調整を行い、2週間ほどで、事情を知らない人が正面から見て強い違和感を持つほどではない状態まで落ち着いてくる方が多いです。ただし、ご自身の目にはまだ違和感が残ります。
1か月から半年
ここからは、ご自身にしか分からない細かい腫れが少しずつ抜けていく期間です。輪郭の最終的な形が見えてくるのは3か月から6か月ほどかけてで、骨切りの範囲が広いほど時間がかかります。1か月の時点の顔で結果を判断しないでください。まだ途中経過です。
あご下や首のあたりに、しばらく硬さや張り感が残ることもあります。これも時間とともにやわらいでいくことがほとんどです。
食事はいつから普通に戻せるのか
最初の数日
口を大きく開けられず、噛む力もかけられません。ゼリー飲料や具のないスープ、ヨーグルトなど、噛まずに飲み込めるものが中心になります。栄養が足りないと回復も遅くなりますので、食べられないからと抜くのではなく、形を変えて摂っていただきたい時期です。
1週間から3週間
おかゆ、やわらかく煮た麺類、豆腐、卵料理など、少し形のあるやわらかい食事に移っていきます。口の中を縫っている場合は傷に食べかすが入らないよう、うがいと洗浄の指示を守ってください。硬いもの、大きく口を開けるもの、噛みちぎるものはまだ避けます。
1か月以降
徐々に通常の食事に戻していきます。ただし、フランスパンやおせんべい、氷のような硬いものは、骨の状態を診てから解禁を判断します。自己判断で早めに戻すと、固定部に負担がかかります。復帰の時期は手術の内容によって差がありますので、必ず診察のうえでご案内します。
仕事や学校への復帰の目安
デスクワークで人と会う機会が少ない仕事であれば、1週間から10日ほどで復帰される方が多いです。マスクである程度隠せる部位でもありますが、腫れは頬から顎の広い範囲に出ますので、完全に隠れるとは考えないほうが安全です。
接客業や人前で話す仕事、はっきりした発音が求められる仕事の場合は、2週間から3週間の余裕を見ておくと安心です。口の中の傷や腫れで、しばらく話しにくさが残るためです。力仕事や運動を伴う仕事は、顔に力がかかったりぶつけたりする危険がありますので、復帰時期は個別に相談させてください。
長期休暇に合わせて手術を組む方が多いのも骨切りの特徴です。逆に言えば、日程から逆算して手術内容を考えるという発想も現実的です。
経過を悪くしないために避けたいこと
強くこすったり、無理に顔をもみほぐしたりするのはやめてください。よかれと思って早くからマッサージをして、かえって腫れを長引かせてしまう方がいます。
喫煙は血流を悪くし、傷の治りと感染のリスクの両面で不利に働きます。飲酒は血流が増えて腫れが強くなりますので、許可が出るまで控えてください。激しい運動、長時間の入浴、サウナも同様です。
そして、顔をぶつけない生活を意識してください。子どもと遊ぶとき、満員電車、スポーツ。この時期の衝撃は、固定した骨の位置に影響することがあります。
腫れが長引く方と早く引く方の違い
体質や手術の範囲によって差があり、生活の要素も関わります。塩分と水分の摂り方、睡眠時間、うつ伏せで寝ていないか、指示された圧迫や安静を守れているか。術後は指示に従って過ごしてください。
もう一つは手術の範囲です。エラだけの手術と、エラと頬骨と顎を同時に行う手術では、体にかかる負担も腫れの量も違います。同時に受けたほうが休みは一回で済みますが、そのぶん一度の回復期間は長くなります。どちらが向いているかは、お仕事の状況とご希望の変化量を伺って決めていきます。
アルテラクリニックでの考え方
当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身がカウンセリングから手術、術後のフォローまで一貫して担当しています。骨切りは、術後にどんな経過をたどっているのかを執刀した本人が診られることの意味が大きい手術です。
腫れの引き方が想定と違うとき、その原因に見当がつくのは手術の中身を知っている人間だからです。
カウンセリングは一人あたり一時間の枠を設けています。骨格を診たうえで、どこをどれだけ動かすと横顔と正面がどう変わるのか、そのためにどれくらいの休みが必要になるのかまで具体的にお伝えします。
休みが取れないという理由で骨切りが難しい場合は、無理に勧めることはしません。別の方法で近づけられるかどうかも含めて一緒に考えます。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神や赤坂からも歩いていただける場所です。福岡市内にお住まいの方であれば、術後の通院も負担になりにくいと思います。遠方の方には、通院のタイミングをまとめてご案内しています。
よくある質問
Q. エラ削りのあと、腫れは何日くらいで人に会える状態になりますか
腫れのピークは2日目から3日目で、そこから引いていきます。事情を知らない方に強い違和感を持たれない程度になるのは、およそ2週間が目安です。ご自身で完全に納得できる状態までは3か月から6か月ほどかかります。腫れ方には個人差がありますので、経過を見ながらご案内します。
Q. 手術のあと、ずっと固いものが食べられないのですか
そんなことはありません。最初の数日は噛まずに飲み込めるもの、その後はやわらかい食事へ移り、1か月ごろから通常の食事に近づけていきます。硬いものの解禁は骨の状態を診て判断しますので、時期を自己判断しないでください。
Q. 口の中を切ると聞きましたが、顔に傷は残りませんか
エラや頬骨、顎の骨切りは口の中から行うことが多く、その場合は外から見える傷は残りません。手術の内容によっては皮膚側に小さな切開を加えることがありますので、どこにどれだけ傷が入るのかは事前に必ずご説明します。
Q. 腫れが左右で違う気がするのですが、失敗でしょうか
腫れの引き方に左右差が出るのはよくあることです。もともとの骨格にわずかな左右差がある方も多く、その差が腫れの時期には目立って見えます。判断できるのは腫れが落ち着いてからですので、この時期に結論を出す必要はありません。気になる点はその都度お伝えください。
Q. 仕事の休みが1週間しか取れません。骨切りは受けられますか
手術の範囲や職種によっては可能ですが、正直にお伝えすると、余裕のある日程ではありません。人と接する仕事であればなおさらです。休みの日数から逆算して、範囲を絞る、時期をずらす、あるいは別の方法を検討するという判断もあります。まずは取れる日数を教えてください。そこから現実的な組み立てを一緒に考えます。
ご相談・ご予約はこちらから
骨切りは、受けるかどうかと同じくらい、いつ受けるかが大事な手術です。仕事や学校、行事の予定を踏まえて設計すれば、無理のない形で進められます。当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
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まずは休みが何日取れるのかを教えていただくところから始めましょう。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
エラ形成:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
頬骨骨切り:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
オトガイ形成:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
輪郭3点:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。