口元のもたつきが気になる方へ バッカルファットとジョールファット、どっちが向いているの?
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は口元のもたつきについてお話していきますね。
マスクを外したときに口横のふくらみが気になる、頬の下がもたついてフェイスラインがぼやける、というご相談は、福岡・天神や大名エリアでカウンセリングをしていても本当に多いです。
ご自身で調べていくうちに、バッカルファットとジョールファットという2つの言葉にたどり着いて、結局自分はどっちを取ればいいのか分からなくなってしまった、という方も多いのではないでしょうか。
今日はこの2つの脂肪の違いと、見極め方のポイントをお伝えしていきます。
バッカルファットとジョールファットは、場所も深さも別の脂肪です
同じ頬まわりの脂肪なので混同されがちですが、この2つは存在する場所も深さもまったく別のものです。ここを整理しないまま施術を選んでしまうと、取ったのに思ったほど変わらなかったという後悔につながりやすいので、まずは違いから確認していきましょう。
バッカルファットは頬の内側の深いところにある脂肪
バッカルファットは、頬の奥、咬筋と粘膜の間にあるまとまった脂肪です。若い頃は頬の高い位置に収まっていますが、年齢とともに少しずつ下垂して、口横からほうれい線の外側あたりに厚みとして現れてきます。
口の中に指を入れて頬を内と外から挟んだときに、ぷにっと厚みを感じる部分と言うとイメージしやすいと思います。除去する場合は口の中の粘膜を小さく切開して取り出すため、皮膚の表面に傷が残らないのが特徴です。
ジョールファットは口角の横、皮膚のすぐ下にある脂肪
ジョールファットは、口角の斜め下あたり、皮膚のすぐ下の浅い層にある脂肪です。ブルドッグ脂肪と呼ばれることもあり、マリオネットラインの外側にもたっと乗るふくらみの正体は、こちらであることが多いです。
浅い層にあるため、奥にあるバッカルファットをいくら取っても、ジョールファットによるふくらみはそのまま残ります。治療する場合は切開して摘出するのではなく、当院では口腔内から口角横から顎にかけての余分な脂肪を除去します。
どっちが向いているかは、もたつきの場所と深さで見極めます
ご自身でできる簡単な目安をお伝えすると、頬の内側全体に厚みがあり、口をすぼめたときに頬の中央から下にかけてボリュームを感じる方は、バッカルファットが関与していることが多いです。
一方で、口角の横だけに限定して、指でつまめる浅いふくらみがある方は、ジョールファットが主体のことが多いです。ただ、実際の診察では両方が重なっている方も少なくありませんし、そもそも脂肪ではなく皮膚のたるみが原因というケースもあります。
診察では、指で触れたときの深さ、口の中からの触診、表情を動かしたときのふくらみの変化を確認しながら、どの脂肪がどれくらい関与しているのかを一つずつ切り分けていきます。
取り違えると、変わらないどころか老けて見えることもあります
バッカルファット除去は、向いている方が受ければ輪郭がすっきり見える良い施術です。
ただ、もともと頬の脂肪が少ない方や、もたつきの原因がジョールファットやたるみにある方が受けてしまうと、変化を感じられないばかりか、数年後に頬がこけて老けた印象になってしまうリスクがあります。
逆に、バッカルファットの下垂が主な原因なのに、ジョールファットの吸引だけを行っても、深い層のボリュームが残ったままなので、もたつきは十分に改善しません。脂肪は一度取ってしまうと、基本的に元へは戻せません。
だからこそ、どの脂肪をどれだけ取るかという術前の診断が、この施術のほぼすべてだと僕は考えています。
ダウンタイムの違いも選ぶときの材料になります
バッカルファット除去は口の中の切開なので外から見える傷はなく、腫れやむくみは1〜2週間ほどで落ち着く方が多いです。術後数日は食事の際に傷にしみたり、口が開けにくく感じたりすることがあります。
ジョールファットの脂肪吸引は、腫れや内出血に加えて、拘縮と呼ばれる皮膚のつっぱり感やごわつきが出ますが、経過には個人差があり、自然な仕上がりになるまで1〜3か月程度かかります。
どちらもマスクで隠せる範囲のことが多く、デスクワークの方なら数日で復帰されるケースが多い印象です。経過には個人差がありますので、お仕事や予定に合わせたスケジュールの立て方は診察時にご相談ください。
アルテラクリニックのカウンセリングについて
当院は福岡市中央区大名、西鉄福岡(天神)駅から歩いてすぐの場所にある美容外科です。当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身がカウンセリングから施術、術後のアフターフォローまでを一貫して担当しています。
口元のもたつきは、バッカルファット、ジョールファット、皮下脂肪、皮膚のたるみが複雑に絡み合う部位です。
だからこそ1人あたり1時間のカウンセリング枠を設けて、触診と表情の動きから原因を丁寧に切り分けたうえで、本当に必要な施術だけをご提案しています。診察の結果、今は取らないほうがいいとお伝えすることもあります。
よくある質問
Q. バッカルファットとジョールファットは同時に取れますか
両方が関与している方であれば、同時に治療することは可能です。同時に行うことでダウンタイムを一度にまとめられるメリットもあります。ただし、本当に両方の治療が必要かどうかは触診と診察で判断すべきことですので、まずはカウンセリングでご自身の脂肪の状態を確認させてください。
Q. バッカルファットを取ると、将来頬がこけませんか
もともと頬の脂肪が少ない方が除去したり、必要以上に多く取りすぎたりすると、将来的に頬のこけにつながる可能性はあります。当院では、頬全体のボリュームバランスを見ながら取る量を設計し、適応でないと判断した方にはバッカルファット除去をおすすめしていません。
Q. 切らずにジョールファットを減らす方法はありますか
当院では脂肪の量やたるみの状態を診察し、ご希望のダウンタイムや変化の度合いに合わせて、施術の適応をご説明します。
Q. ダウンタイムはどれくらい見ておけばいいですか
バッカルファット除去もジョールファットの脂肪吸引も、大きな腫れやむくみは1〜2週間ほどで落ち着く方が多いです。内出血が出た場合も、マスクで隠せる範囲のことがほとんどです。経過には個人差がありますので、大事な予定がある方は、予定から逆算したスケジュールを診察時に一緒に立てましょう。
Q. 脂肪ではなくたるみが原因と言われました。脂肪を取っても意味がないのでしょうか
たるみが主な原因の方が脂肪だけを取ると、皮膚が余ってかえってたるみが目立ってしまうことがあります。その場合は、糸リフトなどの引き上げ治療のほうが向いていたり、脂肪の除去と引き上げを組み合わせたほうがきれいに仕上がったりします。原因の診断次第で最適な治療は変わりますので、一度診察でご相談ください。
ご相談・ご予約はこちらから
口元のもたつきは、原因を切り分けたうえで、施術の適応や改善の限界を検討する部位です。自分はバッカルファットなのか、ジョールファットなのか、それともたるみなのか。気になった方は、一度診察でご自身の状態を確かめにいらしてください。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
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- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
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天神・大名エリアでお買い物のついでに立ち寄れる場所ですので、まずはお話だけでも大丈夫です。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
バッカルファット除去:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
ジョールファット除去:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
糸リフト:腫れ、むくみ、内出血、痛み、赤み、つっぱり感、圧痛、左右差、皮膚の凹凸、ひきつれ、くぼみ、傷跡、色素沈着、感覚の鈍さ、しびれ、拘縮、糸の触知・露出、感染、血腫、漿液腫などが生じる可能性があります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。