頬骨の張りが気になる方へ 頬骨骨切りで後悔しないために知っておきたいこと
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は「頬骨の出っ張りが気になっていて頬骨骨切りを考えているけれど、たるみや失敗が怖くて踏み切れない」というご相談についてお話していきたいと思います。
福岡・天神や大名エリアでカウンセリングをしていても、正面から見ると顔が横に広く見える、斜めから見たときに頬骨の出っ張りが影になってごつい印象に見えるといったお悩みは、男女問わず本当によくいただきます。
頬骨は輪郭の印象を大きく左右する部位ですが、その分「削ったら将来たるむのでは」という不安の声も多い部位です。
今日は形成外科専門医の視点で、頬骨骨切りでどこまで変われるのか、たるみのリスクは本当なのか、後悔しないために何を確認すべきかをお話していきますね。
頬骨の張りが目立つ原因は「骨格」だけとは限らない
頬骨が張って見える原因は、大きく分けると骨格そのものが横や前に張り出しているタイプと、頬骨の下がこけていて相対的に出っ張りが強調されているタイプがあります。
骨格タイプの方は正面から見たときに顔の横幅が広く、頬骨弓と呼ばれる耳の前からこめかみ下に伸びる骨のラインが張り出しています。
一方、頬のこけが原因のタイプでは、骨自体の張り出しは標準的でも、頬骨下の凹みとの高低差で影ができ、実際以上にごつく見えてしまいます。
このタイプの見極めを行わずに骨切りを選んでしまうと、思ったほど印象が変わらない、かえって頬のこけが目立ったということになりかねません。当院ではまず診察と触診で、骨格と軟部組織のどちらが主な原因かを確認するところから始めています。
頬骨骨切り(頬骨弓形成術)でどこまで変わるのか
手術の方法と変化の目安
頬骨骨切りは、口の中ともみあげ付近の小さな切開から頬骨の前方と後方を切り、張り出した骨を内側に移動させて固定する手術です。切開はいずれも外から目立ちにくい位置に置くため、傷跡が顔の正面に残る心配はほとんどありません。
骨格そのものを動かすため、正面から見た顔の横幅や、斜めから見たときの張り出しに対して根本的な変化が期待できます。特に頬骨弓の横への張り出しが強い方では、顔の上半分の幅が締まることでフェイスライン全体がすっきりした印象になりやすいです。
ただし変化の程度は元の骨格や皮膚の厚みによって個人差があり、無理に大きく動かすほど良い結果になるわけではありません。
切らずに目立たなくする選択肢もある
頬のこけが原因で頬骨が強調されているタイプの方には、骨を削るのではなく、頬骨下の凹みにヒアルロン酸や脂肪注入で高低差をなだらかにする方法が向いていることもあります。注入治療はダウンタイムが短く、骨切りに比べて体への負担も小さい選択肢です。
骨格の張り出しが主な原因の方に注入だけを行っても根本的な改善は難しいのですが、原因が軟部組織側にある方では、骨切りをせずに印象を整えられるケースは決して珍しくありません。だからこそ、最初の見極めが重要になります。
「頬骨を削るとたるむ」は本当なのか
頬骨骨切りを検討している方が一番心配されるのが、このたるみの問題だと思います。結論からいうと、術後にたるみが生じるリスクがあります。
骨切りの際には骨の表面から軟部組織を一度剥離するため、骨のボリュームが減った分と剥離の影響で、支えを失った軟部組織が下がりやすくなることがあります。
特に、もともと皮膚のゆるみが出始めている年代の方や、骨を大きく動かした場合にリスクが高くなります。
対策としては、必要以上に剥離範囲を広げないこと、骨をしっかり固定して安定させること、そしてご年齢や皮膚の状態によっては骨切りの量を控えめに設計することが挙げられます。
カウンセリングの段階で、ご自身の皮膚の状態でどの程度のリスクがあるのか、たるみが出た場合にどんな対処ができるのかまで説明を受けておくと、術後の不安がかなり違ってくるはずです。
ダウンタイムの経過の目安
頬骨骨切りは全身麻酔で行う手術で、術後1週間ほどは強い腫れとむくみ、内出血が出やすい時期です。この間は口が開けにくい、噛むと違和感があるといった症状を感じる方も多いです。
大きな腫れは約1〜2週間で改善していき、人と会う仕事に戻れる目安は術後2週間前後という方が多い印象です。ただし骨の周囲のむくみは残りやすく、最終的な輪郭の変化を実感できるまでには3か月から半年ほどかかることも珍しくありません。
術後すぐの状態だけを見て「思ったほど変わっていない」と焦る必要はなく、時間をかけて完成に向かう手術だと理解しておくことが大切です。
頬骨骨切りで後悔しないためのポイント
頬骨骨切りで後悔しやすいパターンは大きく三つあります。一つ目は、頬のこけが原因なのに骨切りを選んでしまい、変化を感じられなかったケース。二つ目は、大きな変化を求めて削りすぎてしまい、頬がこけた印象やたるみが出てしまったケース。
三つ目は、左右差や固定の甘さなど技術的な問題によるものです。術前の診断と設計の段階で、こうしたリスクを検討します。
カウンセリングでは、自分の張りの原因がどこにあるのか、どの程度動かす設計なのか、たるみのリスクと対策をどう考えているのかを必ず確認してください。この質問にきちんと答えてくれるかどうかは、クリニック選びの一つの判断材料になると思います。
アルテラクリニックの頬骨治療について
当院では、カウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身がカウンセリングから手術、術後のアフターフォローまでを一貫して担当しています。
骨切りは診断と設計が仕上がりを左右する手術ですので、1人あたり1時間のカウンセリング枠を設け、骨格と軟部組織の状態を確認したうえで、骨切りが本当に必要なのか、注入治療で十分なのか、率直にお話しするようにしています。
他院で頬骨削りを受けたものの左右差やたるみが気になるといった修正のご相談にも対応しています。骨切りの手術は全身麻酔で行います。
スタッフは看護師のみで構成しているため、来院やお問い合わせもスムーズに対応できる体制を整えており、術後に気になることがあれば、ご納得いただけるまでフォローを行っています。
当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にありますので、遠方から手術を検討されている方の術後フォローのご相談にも柔軟に対応しています。
よくある質問
Q. 頬骨骨切りの傷跡は外から見えますか
切開は口の中ともみあげ付近の目立ちにくい位置に置くため、正面から傷跡が見えることはほとんどありません。もみあげ部分の傷も、時間の経過とともに周囲になじんでいくことが多いです。
Q. ダウンタイムはどれくらい続きますか
強い腫れや内出血は術後1週間から2週間ほどが目安で、人前に出るお仕事へ戻れるのは術後2週間前後という方が多いです。最終的な輪郭の完成までは3か月から半年ほどかかることもあります。経過には個人差がありますので、スケジュールに余裕を持ってご検討ください。
Q. 頬骨を削ると本当にたるみますか
たるみのリスクはゼロではありませんが、剥離範囲を必要最小限にとどめ、骨をしっかり固定することでリスクを抑えることができます。皮膚のゆるみが出始めている方では骨切り量を控えめに設計するなど、お一人おひとりの状態に合わせた対策を行っています。
ご自身の場合のリスクについては、診察時に詳しくご説明しています。
Q. 手術をせずに頬骨の張りを目立たなくする方法はありますか
頬のこけによって頬骨が強調されているタイプの方であれば、頬骨下の凹みにヒアルロン酸や脂肪注入を行い、高低差をなだらかにすることで印象が変わることがあります。骨格の張り出しが主な原因の場合は注入だけでの根本的な改善は難しいため、まずは診察でどちらのタイプかを確認することをおすすめしています。
Q. 他院で受けた頬骨削りの左右差やたるみも相談できますか
はい、対応しています。他院で頬骨骨切りを受けた後に左右差が気になる、たるみが出てきたといったご相談も多くいただいています。まずは現在の骨と軟部組織の状態を確認させていただき、修正でどこまで改善が見込めるか一緒に考えていきます。
ご相談・ご予約はこちらから
頬骨の張りが気になっている方は、まずはカウンセリングで今の状態を見せてください。骨切りが本当に必要なのか、別の選択肢があるのかも含めて、一緒に考えていきましょう。当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。LINE、当院予約フォームのいずれからでもご予約いただけます。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
- ご予約フォームはこちら
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頬骨の悩みは骨格や皮膚の状態によって合う治療法が一人ひとり異なりますが、まずは今の状態を一緒に確認していきましょう。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
頬骨骨切り:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
ヒアルロン酸(アラガン製)0.1cc〜:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、仕上がりに対するイメージの差
脂肪注入(頬・ほうれい線・ゴルゴ線・顎):痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
他院修正:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。