まぶたの線が増えて三重になってきた方へ 原因の見分け方と、どこから手をつけるべきか
こんにちは。アルテラクリニックの宮本東和です。今日は「まぶたの線が増えて三重になってきました」「日によって二重の線が二本に分かれて見えます」というご相談についてお話ししていきます。
福岡市の天神や大名でカウンセリングをしていると、この悩みでお越しになる方は本当に多いです。ところが、ご本人は三重まぶたという一つの悩みだと思っていても、僕が拝見すると原因はまったく違うところにあることがよくあります。
原因が違えば、やるべきことも変わります。今日は形成外科専門医の視点で、線が増える仕組みと、ご自宅でできる見分け方、そして原因別にどこから手をつけるとよいのかを順番に整理していきますね。
まぶたの線が増えて見える仕組み
まぶたの二重の線は、まぶたを開けるときに皮膚が内側へ折り込まれることでできています。折り込まれる位置が一か所であれば二重、複数の場所で折れてしまうと線が二本、三本と見えてきます。
つまり三重まぶたは、皮膚が余っているか、開ける力が変わったか、折れる位置が安定しなくなったか、そのどれかが起きているサインだとお考えください。
まぶたの皮膚がゆるんできた
年齢とともに皮膚の弾力は少しずつ落ちていきます。余った皮膚はまつ毛側に下りてきて、本来の二重の線の上でもう一度折れ曲がります。原因の一つです。まぶたの皮膚は体の中でもっとも薄く、変化が早く出やすい場所でもあります。
まぶたを持ち上げる力が落ちてきた
まぶたを開ける筋肉と、その力を伝える腱の付き方がゆるむと、開ける力が弱まります。すると眉やおでこの力を使って目を開けるようになり、皮膚の引っ張られ方が変わって線の位置がずれます。
眼瞼下垂という状態が関係している場合で、見た目だけでなく、夕方の疲れや肩こり、頭の重さとして自覚される方もいらっしゃいます。
むくみや乾燥で一時的に出ている
前日の塩分や水分、睡眠不足、泣いたあと、花粉の時期のこすり癖などでまぶたがむくむと、その日だけ線が増えることがあります。乾燥で皮膚がこわばっているときも同じように折れ方が乱れます。一時的な変化の場合もありますが、続く場合は診察で確認します。
埋没法のラインがゆるんできた
過去に埋没法を受けた方では、糸の支えが弱まると元のくせと新しいラインが混ざって、線が二本に見えることがあります。まったく消えるわけではなく、薄く残った状態で別の線が出てくるため、三重に見えるという表現になりやすいです。
ご自宅でできる原因の見分け方
診察でなければ確定はできませんが、来院前にご自身で確認していただくと、カウンセリングがぐっと具体的になります。次の四つを見ておいてください。
朝と夕方で違いがあるか
朝だけ線が多く、昼過ぎには一本に戻るのであれば、むくみの影響が大きいと考えられます。逆に夕方になるほど線が増え、目が開きにくくなるようであれば、開ける力の問題が関係している可能性があります。
眉を動かさずに目を開けられるか
鏡の前で眉を指で軽く押さえたまま目を開けてみてください。眉を使わないと開けにくい、額に力が入る感覚がある、という場合は、まぶたを挙げる力を眉で補っている状態です。
余った皮膚を軽く持ち上げるとどうなるか
まぶたの外側の皮膚を指でほんの少し上に持ち上げたときに、線が一本にまとまってすっきり見えるようであれば、皮膚の余りが主な原因である可能性が高くなります。強く引っ張る必要はありません。
片側だけか、両側か
片側だけ線が増えている場合は、もともとの左右差に加えて、こすり癖や寝る向き、アイメイクの落とし方などの生活習慣が影響していることがあります。写真を同じ明るさと角度で残しておくと、変化を追いやすくなります。
原因別に、どこから手をつけるか
むくみや乾燥が中心の場合
まずは生活の方を整えていただくほうが近道です。強くこすらない、クレンジングでまぶたを引っ張らない、保湿を続ける。手術が必要かどうかは、状態を診察して判断します。気になる変化が続く場合は、自己判断せずご相談ください。
皮膚の余りが中心の場合
余っている皮膚をどう扱うかが中心になります。皮膚を残したまま線を作り直しても、余りは上から乗ったままなので、また線が増えてしまうことがあります。どこで余りを処理するのが自然に見えるかは、眉の位置、まつ毛との距離、まぶたの厚みによって変わりますので、個別に設計する部分です。
挙げる力の低下が関係している場合
この場合は、線を整えるだけでは根本の改善になりません。開ける力そのものに対応しないと、術後にまた眉で補う癖が戻り、線の乱れも戻ってきます。逆に、力の問題がないのに開ける手術を行うと、目つきの印象が変わりすぎてしまいます。ここは診察で丁寧に切り分けるべきところです。
埋没法のラインがゆるんでいる場合
古いくせがどの程度残っているか、皮膚の状態がどうかによって、考え方が変わります。同じ位置で作り直すのか、位置を変えるのか、皮膚の扱いを含めて検討するのかで、経過も仕上がりも変わってきます。以前受けた手術の内容がわかる資料があれば、お持ちいただけると助かります。
手を出す前に知っておいていただきたいこと
幅を広げれば隠れるとは限らない
増えた線を隠そうとして二重の幅を広く設定される方がいらっしゃいますが、皮膚の余りや開ける力の問題が残ったままだと、かえって眠たい印象になったり、線がさらに乱れたりすることがあります。原因を外したまま幅だけで調整するのは、遠回りになりやすい選択です。
テープやのりで押さえ続けた場合
一時的に線を整える方法としてお使いになるのは構いませんが、長く続けると皮膚への負担が積み重なり、もともとの悩みが進んでしまうことがあります。毎日手放せない状態が続いているようでしたら、一度状態を見せていただくほうが安心です。
左右をまったく同じにはできない
もともと人の顔には左右差があり、まぶたも例外ではありません。近づけることはできますが、完全に同一にはなりません。ここをどう受け止めるかは事前に共有しておきたい部分ですので、カウンセリングでは率直にお伝えしています。
アルテラクリニックのご相談について
当院ではカウンセラーを置かず、形成外科専門医である僕自身がカウンセリングから手術、術後のフォローまで一貫して担当しています。
1人あたり1時間の枠をお取りしていますので、実際にまぶたに触れさせていただきながら、線が増えている原因が皮膚の余りなのか、挙げる力なのか、それとも一時的なむくみなのかを一つずつ切り分けてご説明します。
手術が必要ない状態だと判断した場合は、そのままお伝えします。手術が怖い、麻酔が苦手という方には快眠麻酔もご用意しています。スタッフは看護師のみで構成し、完全予約制でご案内していますので、待合で長くお待たせすることもありません。
当院は福岡市中央区大名にあり、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分ですので、お仕事帰りやお買い物のついでにもお立ち寄りいただけます。
よくある質問
Q. 三重まぶたは放っておくと進みますか
むくみや乾燥が原因であれば、条件が変われば戻ります。一方で皮膚のゆるみや挙げる力の低下が背景にある場合は、時間とともに少しずつ変化していくのが一般的です。どちらなのかで見通しが変わりますので、まずは原因の切り分けをおすすめしています。
Q. 若いのに線が増えてきたのはなぜでしょうか
年齢に関係なく起こります。もともとまぶたの皮膚が薄い方、こすり癖がある方、アイメイクの落とし方でまぶたを引っ張っている方、コンタクトの着脱で毎日まぶたを触っている方などでは、若い方でも線が増えることがあります。生活の中の習慣が関係していることも多い部分です。
Q. マッサージやツボ押しで戻せますか
一時的なむくみが原因の場合は、血行が良くなって見え方が落ち着くことはあります。ただし皮膚の余りや挙げる力そのものを変える方法ではありません。強く押したりこすったりすると、かえってまぶたへの負担になりますので、力を入れすぎないようご注意ください。
Q. 埋没法をすれば線は一本にまとまりますか
原因によります。皮膚の余りが少なく、開ける力にも問題がなければ、線を作り直すことで整う場合があります。一方で余った皮膚や挙げる力が関係している場合は、それだけでは整いにくく、別の方法を含めて検討することになります。診察で触って確かめるのが確実です。
Q. 他院で受けた手術のあとに線が増えた場合も相談できますか
はい、他院での手術後のご相談も承っています。どの方法で受けたのか、いつ頃から線が増えたのか、経過の途中なのかによって考え方が変わります。触診で状態を確認したうえで、できること、難しいことを分けてお伝えしています。
ご相談・ご予約はこちらから
三重まぶたは、線をどう作るかより先に、なぜ増えているのかを見極めることが大切です。原因さえはっきりすれば、何もしなくてよい方もいれば、生活の工夫だけで十分な方もいらっしゃいます。
鏡を見るたびに気になってしまう時間が続くくらいなら、一度、原因だけでも確かめにいらしてください。まぶたの線が増えた気がする、という一言だけで大丈夫です。当院は福岡市中央区大名、天神駅・赤坂駅から徒歩約7分の場所にあります。
お電話、ご予約フォーム、LINEからご相談いただけます。
- お電話でのお問い合わせ:050-3154-1117
- 営業時間:9:00-18:00(お休みは不定休です。診療日は予約カレンダーをご確認ください)
- 住所:福岡市中央区大名1-3-8 VORT福岡大名3階(天神、赤坂駅から徒歩約7分)
- ご予約フォームはこちら
- LINEでのご相談はこちら
まぶたは毎日見る場所だからこそ、正しく知るだけで気持ちが軽くなることがあります。今の状態を一緒に確認するところから始めましょう。それでは、今日はこのあたりで。ご相談、お待ちしております。
リスク・副作用について
二重埋没:腫れ(数日〜1週間程度)、内出血(1〜2週間程度)、痛み・違和感、左右差が生じる可能性、二重幅の変化、ラインが薄くなる・取れる可能性、感染、糸が露出する可能性、ごくまれに再施術が必要となる場合があります
全切開二重:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
眼瞼下垂:痛み、内出血、感染、左右差、腫れ、むくみ、違和感、血腫、赤み、傷跡が残る可能性、仕上がりに対するイメージの差
眉下切開:術後に腫れや内出血、赤み、痛み、熱感などが生じる場合があります。個人差はありますが、数日〜数週間ほどむくみや違和感が続くことがあります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※当院の施術はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用対象外です。
この記事を書いた人

アルテラクリニック
院長 宮本東和
昭和大学医学部卒業後、昭和大学附属病院形成外科をはじめ、関連病院などで形成外科医として研鑽を積む。外傷や皮膚腫瘍、再建外科など幅広い診療に携わり、その後美容外科へ。元福岡TAクリニック院長4年勤務を経て、現在は美容外科クリニック院長として患者様一人ひとりの悩みに寄り添った丁寧な診療を行っている。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)所属。形成外科専門医。